今月の酒種基礎「ブリオッシュ」はデザート「サバラン」も作ります【レッスンレポ】
今月の基礎コースはブリオッシュを数種類作りました。
そのブリオッシュで「サバラン」も作って
デザートにお召し上がりいただきました。
ブリオッシュ
ブリオッシュは、卵とバターがたっぷりのパン。
発酵菓子と呼んでもよいほどのリッチなパンです。
驚くほどぐんぐんと釜伸びをして軽い口当たりです。
酒種酵母で作るブリオッシュは、香ばしさと軽さが一層増した味わいです。
焼いたパンたちはこちら。
「ブリオッシュ・クーロンヌ」
リング状のものは
「ブリオッシュ・クーロンヌ」
最初のパン生地と焼き上げ時を比較するとどれだけ大きくなっているのかがわかります。
お召し上がりのご提案は、サンドイッチ。
2年前のレッスン時にも、上下にスライスしてサンドイッチにしても良いですね、とお話しました。その時の写真はこちら。
3山でカットして好きな具材を挟みました。
甘いのに飽きてしまったらぜひこちらもためしてみてください。
ブリオッシュ
つづいて通常の小型のブリオッシュ。
天板にめいっぱい並べにてギュギュっと。
具材入りは、チョコチップとオレンジピールを入れてあります。鉄板ですね!
断面はこちらにちょっとだけ。
サバラン
最後に今回のメインにもなった「サバラン」。
ブリオッシュに洋酒シロップをしみこませていただくお菓子です。
中心に凹みのある、ドーナツ型で焼いたブリオッシュ。
そのブリオッシュに柚子果汁入りの洋酒シロップをたっぷりしみこませて生クリームと柚子ピールをトッピングしています。
しみしみさせている様子。
ドーナツの型が本来の形なのですが、ミニクグロフ型でも代用できるため、こちらの型でも焼いてみました。
今回使用したのはこちらの3種類。
(人数の関係でクラスごとに全部使っていない場合もあります)
この3種類の型で焼いたパン3種類がこちらです。
ドーナツ型はぽってりしてカワイイし、ミニクグロフ型もシュッとして素敵だなーと思います。シロップのしみこみも味も変わりなく同じでした。
今は柚子が旬をむかえているので果汁もトッピングも柚子にしましたが、
レモンやオレンジなどの柑橘ももちろん合います。
シロップもパンもお砂糖たっぷりなのに柑橘効果でさっぱり。ぺろりと食べられるのでとってもキケンです。
ブリオッシュナンテール
ブリオッシュにはいろいろな種類があって、そのお話も座学中にしています。その中でもよく知られているナンテール。
今回のレッスンでは作りませんでしたが、残った生地でつくったので残しておきますね。これまでのレッスンで何度か作っています。ご参考までに。
スープとラッピング
お楽しみのランチタイム。
今回は事前に洋酒入りをお伝えしていたので、電車でお越しくださった方も。
アルコールNGの方は洋酒なしシロップにしました。
「根菜コンソメスープ」
スープはおフランスなパンをガン無視して(笑)蓮根人参大根と、和でヘルシーなスープにしました。
先にお召し上がりいただけば血糖値も急上昇しないかなと。
ラッピング
今回は、持ちかえり生地の分までレッスンでたくさんお作りいただきました。
ご自宅でもぜひ作っていただけたらうれしいです。
同じ生地から作るアレンジは、先のブログでご紹介しています。
2年前にこのレッスンを受けた方もぜひ参考になさってくださいね!