酒種酵母はじめてレッスン「酵母づくりとプチパン」(第1回)2023年12月【レッスンレポ】
はじめてレッスン、第一回のレッスンレポートです。
すっかり冬になりましたね。
酒種酵母は、この時期格段に扱いやすくなるので、
初心者のかたは、このタイミングから始めると
スムーズにパン作りもすすめられるかなと思います。
「プチパン」「ミニ食パン」
12月に入ってすぐのレッスンだったので、
クリスマス仕様で撮ってみました。
レッスンで焼いたプチパン&ミニ食パン。
焼成前後の様子。
中からむくむくっと生地がでてくるので生徒さんも一緒にオーブンの前でずっと見ていました。
クープが見事に開いています。
このプチパンのフォルムがまた可愛いいのです。
すぐに覚えられるほどシンプルな配合なのに、美味しくて何にでも合って本当に便利なプチパンです。
酒種酵母づくり
教室ではこのレッスンのタイミングで、デモンストレーション用の1番種を仕込むため、酒種が新しく置き換わります。
これから酒種を始めようとする生徒さんとともに、私も新たな気持ちになっています。
今回は、仕込みをいままでどおりの日数でと考え4日前から始めたのが、
なかなか発酵してこなくて、焦りました。
1番種に限らず、最近は真冬モードに切り替えないといけないですね。
酵母起こしに時間がかかるようになりました。
ホームベーカリーについている”生種起こしコース”、冬場には便利なのでぜひ使ってくださいね。
ランチタイム
ランチタイムのテーブルは、いつものミルクスープともに。
HBおまかせ(ホシノ天然酵母コース)で焼いたパンも食べ比べていただきました。
おまかせで遜色なく焼きあがるのでお手軽です。
ミニ食パンの手割り断面↑が繊維っぽくめくれているところも、ここも萌えポイントだったりします。
ランチ前の撮影タイムは、いろいろな角度からツリーを入れてみたりして、
時間の余裕があったのでゆっくり撮りました。
私もこの時間はちょこっと楽しませていただきました。
こちらは、ランチタイムにお召し上がりいただいたパン。
HB焼きのパンは、プチパンの配合そのままで焼けます。
この時期は、室温がちょうど良いことと、
失敗しにくい機種だという好条件ではありますが、
これだけ窯伸びしていればもう十分、言うことなしです。
お持ち帰り
ご自身で作られたパンはお土産でお持ち帰りいただいています。
今回は酵母も作っているので、酒種もお持ち帰り。
酵母は当日の夜にはでき上がります。
最速翌日には自身でパンを焼くことができるので、レーズン酵母等の自家製酵母とはまた違い、最速でパンを焼けるのも魅力です。
パンを焼くための酵母でもありますし、次の酵母を起こすための元の酵母でもあるので、ご自宅で種継ぎをしながら長く使っていただいています。
はじめてレッスン第一回、お越しいただきましてありがとうございました♪
第二回では、パン作りメインに、その後の酵母についての様子やパン焼きについてもうかがえたらと思っています。
レッスンのご案内ページはこちらです。
**
久しぶりに来てくださった生徒さんとの会話は
懐かしく、以前のことがいろいろと思い出されました。
コロナ禍の3年はやはり長かったなーとじわじわ実感してきますね。
最近また以前の生徒さんが復帰されるケースが増えています。
パン作りをずっと続けていた人も、そうでない人も、また思い出してお越しいただけてとても嬉しく思います。
ちなみにですが、
作っていませんでした!と仰る方でも、よくよく聞いてみると、ホームベーカリーでは焼いていたというオチがついている事がよくあります(笑)
みなさん謙虚、そしてHBは縁の下の力持ち、と感じるのでした。便利な道具です。