今年の焼き初めと年末の焼き納めは、トレンドのドイリー柄で彩る「酒種カンパーニュ」
今年の初焼きはドイリー模様の「カンパーニュ」でした。
実は、年末からこのカンパーニュを焼いていて、
その楽しさゆえ、2025年の焼き納めも、そして2026年の焼き初めも、ドイリー柄のカンパーニュを焼きました。
2026年のトレンド「ドイリー」をパンに
Pinterestでも予測されている、今年のトレンドのひとつが「Laced Up(レースアップ)」や「ドイリー」です。
ノスタルジックで優雅なレース模様を、暮らしのあらゆる場面に取り入れるのが今年のスタイルなのだそう。
そんなトレンドをパンでも表現したくて、本物のドイリーを使い、繊細な紋様を描いてみようと思いました。
焼き上がったパンは、カンパーニュの力強さとにドイリーの可愛らしさをプラスした不思議な魅力を感じます。
年末の「焼き納め」から道具を求め
こちらが年末に焼いた「その1」。
手持ちのドイリーでもそれなりにかわいく焼きあがりました。
この生地は、酒種カンパーニュに全粒粉25%配合しています。
これに気をよくしてさらに模様をアップグレードしたその2。
より柄をくっきりさせるため、ドイリーに近い曼荼羅ステンシルを急遽調達しました。
道具を工夫するだけで、一気に表現の幅が広がりました。
酒種×ライ麦が引き出す香ばしさ
年始の焼き初めでは、配合する粉をライ麦にしました。
年末の時よりもさらに香ばしさをプラスして『2026年バージョン』に仕上げています。
ライ麦特有の野性味のある香りは、酒種酵母の旨みと重なり、噛みしめるほどに深い味わいです。
オーブンから漂う香りも、ライ麦のおかげで一層芳醇で、焼き上がりまでオープンに張り付き時間を過ごしました。
大小2種のクープが作る表情
今回は、サイズを変えて二通りの表情を楽しんでみました。
大きいサイズのカンパーニュ
ドイリーの繊細な柄を活かすため、クープはあえて十字ではなく「3本」のラインを中央から放射状に入れてみました。
こうすることで、レースの紋様を崩しすぎず、かつダイナミックにクープを開かせることができるのではと思ったから。
小さなプチカンパ
片手にすっぽりサイズの可愛らしいプチカンパには、中央に模様を入れたあと、こちらは模様に合わせて「十字」にクープを入れています。
小さくてもパッと花が咲いたような存在感があり、いつものプチパンとはまた違う華やかさがプラスされました。
制作プロセス
最後に、工程の様子を。
真っ白な粉を振った後、ステンシルをそっと剥がす瞬間は、何度やっても緊張感があります。
そこからクープを入れて、熱いオーブンへ送り出します。
力強く膨らんでいく姿を見るのは、パン作りの楽しさそのものですね。
◇◇◇
トレンドの楽しさも、酒種酵母パンという私らしい軸も、どちらも大切にしながら、
今年もひとつひとつのパンを丁寧に、心を込めて焼いていきたいと思います。
2026年も、美味しいパンとともに皆さまにたくさんの幸せが訪れますように。































