10月最後は、自家製酵母(青ゆず酵母)で「紫芋あんぱん」と余り種の「蒸しパン」レッスン【レッスンレポ】
10月は、8月につづいて自家製酵母のレッスンも行いました。
ハロウィンカラーを意識してのメニューです。
青ゆず酵母
酵母は季節がら「青ゆず」
10月前半、青々とした実を準備しておき(冷蔵と冷凍)
1週ずつ入手していましたが、レッスン時の10月後半は少しずつ黄色くなりかけていたので、少し前の青々した冷蔵保管の青ゆずを使うことにしました。
青ゆずはフレッシュな香りが良いですね。
写真右が酵母仕込み後、中央が酵母できあがり、奥は青ゆずです。
今年は柚子胡椒をはじめて作ったので、たくさん青ゆずを用意していたのです。
でき上がってシュワシュワしてくるととても嬉しくなります。
写真下のゆずは、柚子胡椒に使ったあとの柚子で起こしてみました。しっかりと発酵力の強い酵母になりましたが香りが劣るので、廃品利用ではなくちゃんと酵母用に用意するのが良さそうです。
仕込んですぐの酵母は透明感が際立って、できあがりのシュワシュワ酵母とはまた別の魅力があります。
レッスンでは、ゆず特有の酵母づくり注意点や、柑橘類全般の特徴と注意点など、私の経験から気づいた特徴をお話しています。
この酵母で作ったパンと、元種を使ったお菓子を順番に紹介します。
紫芋あんぱん
紫芋のパン生地に、中身は紫芋あん・南瓜あんを入れたあんぱん。
今回は、成形の楽しいあんぱんです。
実際に作業すると全然難しくないのですが、生徒さんは「こんなにきれいにできるかしら?」と最初は不安だったという方も。
でもとっても簡単で、最初からみなさんきれいに作られていました。
試作時は、最初の成形ではぐちゃっとおよそ綺麗でないできあがりで、どうしたら綺麗にしかも作りやすくなるか試行錯誤。徐々におさえるべきポイントがわかってくるので、それらを盛り込み、誰でも簡単にできるまで沢山作りました。
レッスン開始までのこのステップが頭をフル回転できて楽しいのですよね。やりがいと達成感のある作業です。
しましまの間隔や角度や深さなど、
これと決めたら迷わず最後まで同じ加減で作るのがきれいに仕上げるポイント。
この4つは角度や間隔をかえて作っています。どれが正解というのはないのでお好みで。
成形後からのプロセスフォト。
今回焼き色は弱めにして紫芋の色をキープしました。
みなさんきれいに焼きあがっています。
余り種蒸しパン
ついつい余りがちな元種、中途半端に残ってしまった元種、冷蔵庫をあけるたび「早くつかってね♡」と語りかけてくる元種の使い切り提案です♪
ようやく蒸しパンが美味しい季節になりました。
今回はハロウィンカラーの蒸しパンです。
「かぼちゃ蒸しパン」
「黒ごま蒸しパン」
蒸し前と蒸し上がり。
パーンとはじけるように膨らんだ黒ごま蒸しパン。
ですが、
あるクラスであまり膨らまない事態が発生。原因に目星がついていたので作り直した際のものです。
火加減をうっかり見誤ってしまい膨らみ足らず、パカーンと大きな割れは出ませんでした。
昨年せいろを大きくしたのでもう少し火加減を上げないと影響が出るようでした。またこの日はお湯の鍋も、少し小さいものを使ったのです。改善後は弾けるように割れて膨らみ、原因追究できひと安心しました。
ランチテーブル
テーブルはプチハロウィンです。可愛い系に寄せてみました。
↑この回はハロウィンピックを忘れてしまいましてすみませんでした(汗)
紅茶
紅茶はレモンティならぬゆずティです。
今までやってこなかったですが柚子もなかなか良いですね♪
スープ
スープはビーツポタージュ
ビーツは、調理時にはギトギト紫色をしているのにスープになるとかわいいパステルピンク。
独特の味と香りに敬遠しがちですが栄養価が高いので積極的に摂りたい野菜です。
以前にも何度かメニューに取り入れていましたが、今回のテーブルにもちょうど良いかなとこちらのスープにしました。
和やかな楽しいランチタイム、私もご一緒に過ごさせていただきました。
ラッピング
年に一度の出番なのでラッピングもハロウィンテイストを少しプラスしてお持ち帰りいただきました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました♪
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