レーズン酵母の「全粒粉プチパン」自家製酵母はじめてレッスンより【レッスンレポ】
8月のレッスンレポート♪
「自家製酵母はじめてレッスン」
自家製レーズン酵母を使ったはじめの一歩の講座です。
最初にお伝えしたい酵母の起こし方と
基本のパンづくりをセットにした
一回完結でレッスンをしています。
全粒粉プチパン
パンは、全粒粉を配合したプチパンを焼きます。
こう見えてソフト系です。
レーズンの種類を比較
酵母は、おなじみ「レーズン酵母」。
酵母液(エキス)の起こし方と、元種の作り方をサンプルとともにレクチャーしています。
今回は、準備段階でたまたま3種のレーズンがあったので、実物の比較もご覧いただきました。
左から、
有機レーズン・有機マスカット・グリーンレーズン
発酵プロセスはこちら。
グリーンレーズンは、発酵も早くあっという間にブクシュワ。
マスカットレーズンはのんびり発酵ですが、味が良いのと色が淡いのが長所。
通常の有機レーズンは、安定して近所でも入手でき、発酵も安定しています。
それぞれの違いや、購入時のコツ、使用時の注意点など
レーズンだけでもお話の幅が広がります。
今回は、入手しやすい有機レーズンを使いました。
酵母液は各自で作っていただき、お持ち帰り。
1~2日でできあがる予定なので、
もうできあがって、すでに元種、いやパンになっているかもしれませんね!
元種
テーブルに並んだこちらは、
左から順に
・レーズン酵母エキス仕込み後すぐ
・レーズン酵母エキスできあがり
・レーズン酵母元種の発酵途中
このこんもりとした元種(左)がかわいくて思わずパチリ。
レッスン中にデモをした元種が、ちょうど帰り際にこんな感じになっていました。
(これは第二段階終了時の様子なので、すぐに第三段階へ進み、その日の夕方にはできあがりましたよ)
ランチタイム
焼き上がったパンと、おまけのパンもお出しして、ランチタイム。
8月現在、わかば工房では静かなランチタイムを継続中です。
皆様いつもご協力をありがとうございます。
お集まりいただいたみなさま、ありがとうございました♪
自家製酵母これからはじめます!という方や、すでに実践されている方
初心者向けに基本を説明しつつ、発展のお話も交え、幅広く対応できる内容で今回は進めさせて頂きました♪
不安なことは、質問してくださるので私も助かります。レッスンでは質問タイムがあるのでどんどん質問してくださいね。
わかば工房の自家製酵母レッスン
お話変わって。
それぞれのお教室ごとに、酵母の起こし方も、使い方も、最終的に作るパンも、みんな違うんですよね、と、話題にのぼることが時々あります。
そうなんですよね。イーストやホシノのようにオールマイティな酵母と違って、自家製酵母はそれぞれ教室の個性が出やすいので、それもまた面白いところです。
私自身は、自家製酵母でも、ふんわり系のパンや食パンが得意なので、わかば工房のレッスンメニューはそんな系統のパンが多めです。ホームベーカリーでも焼けるメニューがあるのも特徴かな(笑)
また、種継ぎはせず、基本使い切り。レーズンであればいつでも起こしはじめられますし、季節の酵母はその時期にパワーを発揮するので、液種は1ヶ月以内に使い切っています。(酒種は種継ぎします)
酵母液を起こす際も、元種作りも、すぐに覚えられる単純な配合です。
以前、複数の教室に通われている方から「この教室にはふんわりソフトなパンを習いたくて来ました」と言っていたただいたことがありました。生徒さんから言われて、改めて認識した次第です。
「自家製酵母はじめてレッスン」を受講されたあとは、自家製酵母の通常レッスンにご参加いただけると内容もスムーズに入っていくかなと思います。
今年度の定期レッスンはご用意していないのですが、単発での開催をしています。
8月末の「塩パン」&「マフィン」の回は、レーズン酵母でのレッスン(現在受付中→★)
秋ごろに「ホエー酵母」第二弾のレッスンも計画中です。
ホームページ・ブログをチェックしていただくか、ニュースレター(メルマガ)にご登録ください。
おまけ:ミニ食パン
今回、仕込み生地をちょっと多めに準備していたので、
プチパンに加えて、ミニ食パンも作ってみました。
マイブームの型=コロコロミニ食パン型でも焼いてみました。
全粒粉入りながらもバター・砂糖も少量入って
食べやすく、とても味わい豊かです。
いつも使っている全粒粉はこちら↓
マイブームの型はこちら↓