酒種酵母の「チーズバトン」「ショコラバトン」甘いもしょっぱいも楽しめる包容力のあるパン【レッスンレポ】
10月の酒種酵母レッスンは
「バトン」
甘い系しょっぱい系の2種類
・基本の白い生地にチーズ系のしょっぱいパン。
・ココア入り生地にチョコ系の甘いパン。
を作りました。
酒種ならではの軽さと味わいを楽しんでいただければと
あれこれ試作するのもとても楽しかったです。
バトン
バトンはフランス語の「baton」から。
リレーのバトンをイメージするとわかりやすく
棒状の細長いパンがこう呼ばれます。
フランスパン生地で、ねじり成形にすることが多いです。
バタールやフィセルなどのフランスパンのような厳密な決まりはないですし、
バトンというお菓子もありますから「バトンパン」というのが良いでしょうかネ。
生地の味を変えたり、中身を冷蔵庫の在庫処理にしたり(笑)
アレンジの効くとても包容力のあるパンです。
レッスンの様子「チーズバトン」と「ショコラバトン」
今回は生地準備も2種類です。
こう並べて眺めるのも好きなんですよね。
おひとり2種類ずつ、共同作業はなく、
自分のパンは自分で作っていただいています。
コロナ前は、2人で半分ずつボードを使っていて、半分ずつ使ったり、順番に使ったり、たまに共同作業もありましたね、なんていうお話もしながら・・・
↑成形後(ずらっと並んで壮観)
↓焼成後(少しずつ動いていく様が楽しい)
このバトンは、フランスパン生地を基本にしたシンプルな生地なので
発酵がとても早く、あっという間に焼成に入れます。
オーブンでもむくむく大きくなり、軽い食感に焼き上がります。
パリパリ硬いパンではなくほどよく薄いパリっとしたクラストです。
またこのスティック状のカタチが食べやすくて、するする口に運べてしまうのですよね。
試作のとき、半分にカットしてあったこのバトン、
しょっぱいのからの甘いの、からのしょっぱいのからの甘いの…と💦
私としたことが、うっかり2本も食べてしまいました。
(毎食栄養計算をしているので、その日はなんとかつじつま合わせました)
生地のアレンジとして、抹茶生地にしてみたり。
中身もそれぞれに合いそうなものがいろいろと、、、生徒さんからもアイデアがでてきました♪
お家にある素材で自由につくってみてほしいです。
テーブルの様子
焼き上がり後の様子です。
並べて眺めたり、向きをかえたり・・・
収まりが良いように、相談しながら並べ替えているクラスが複数(*^^*)
そういうのを眺めるのもまた好きだったりします(笑)
バトンなので、レッスンでは、まっすぐ焼き上がるよう、ねじりの向きを同じしたり、ほどけないようにしたり、均一に仕上がるようにいくつか工夫しました。天板に目一杯のせたかったというのも一つの大きな理由です。
でも、そこまで真っ直ぐにしなくても、少し曲がっているくらいでも味のある姿で良いと思います。
お家ではのびのびと焼いてみてくださいね。
今月は、テーブルに大人お菓子をちょっとだけ準備しました。
スープは「かぼちゃと豆のシチュー」
10月はメニュー決めやすくて良いですね。
お豆たっぷり入れて煮込みは炊飯器。
ランチ直前の仕上げのトロみづけは米粉を加えて、数分煮込むだけ。
カボチャが煮崩れないようにドキドキしながらです。
ようやくシチューの美味しく感じる季節になりましたね。
スタイリング写真
ふだんは、シンプルにほぼパンだけの写真なのですが、
今回は少し時間の余裕があり、小物を入れ込んで楽しんでみました。
ドアにかけていた黒猫フックを生徒さんが目ざとくみつけてくださって
この高さがぎりぎり。なんとか入れて、縦長写真にしてみました。
スマホ用ならちょうど良いサイズでしょうか。IGストーリーやピンタレスト用の写真になりました(笑)
今月は、後期最初のレッスン。
前期からひきつづき受講の方がほとんどです。
継続をありがとうございます。
毎月新しい「何か」をそれぞれの生徒さんに持ち帰っていただけるよう
今期も、気持ち新たに向き合ってレッスンを組み立てていく所存です。
来月は「肉まん」ですね。
我が家では蒸籠がすでにキッチンで出しっぱなしになっています。
野菜も肉もパンもなんでも蒸して食している今日このごろ。
お越しをお待ちしております。
酒種酵母パンレッスンについて
酒種酵母レッスンは、全5回のコースレッスンでの開催です。
今期は10~2月で、すでに満席となっています。(来期は4~9月)
単発でのレッスンは、春3月と夏8月に開催することもあります。
これらは「酒種酵母はじめてレッスン(全2回)」を受講済みの方が対象です。
酵母の起こし方と酒種のパンづくりを学ぶ基本の講座ですので、今後のレッスンにご興味のある方、ぜひご都合良いときに事前にご参加くださいね。お待ちしています。