酒種酵母で作る「ベーコンエピ」と「フランスあんぱん」2025年5月【レッスンレポ】
5月のパン教室の様子をお届けします。
今月は、香ばしい「ベーコンエピ」と、酒種にぴったりの「フランスあんぱん」。
どちらも酒種酵母の魅力がたっぷり詰まったパンたちでした。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
まずはパンの紹介から。
「ベーコンエピ」は、成形も食べやすさも◎
今回のエピは、ハーフサイズと通常サイズの2種類をご紹介しました。
中でも人気だったのは、かわいいハーフサイズ。
成形がしやすくて、持ち帰りやすくて、食べやすい。「ちょうどいい」が好評のエピです。
大葉を一緒に巻き込んだアレンジもしました。
以前、自家製酵母クラスでも登場しましたが、ベーコンとの相性が良くて、とても評判がよかったのです♪
ちなみに通常サイズのほうには、チーズをプラス。
ハーフベーコン2枚をつないで巻いたのですが、つなぎ目がうまく隠れて、まるで1枚のように仕上がりましたよ〜。ハーフベーコンのほうが手に入りやすいですもんね。
にぎやかに、テーブルに並んだ様子。
ハーフサイズの評判が良かった一方で、「やっぱり大きめサイズでがっつり食べたい!」という声もありました。その時の気分でその時にある具材で、もう、好きなように作りましょう♪
そこが家庭製パンの良いところですよね。
「フランスあんぱん」は、あんこ好きさんに大人気!
サブメニューは、平焼きタイプの「フランスあんぱん」。
サブなのにその存在感はおおきかったですね(笑)
酒種酵母の独特の香りと、あんこの組み合わせはやっぱり最強。
「酒種とあんこは切っても切れない関係ですね〜」なんて話しながら、皆さんと楽しい時間を過ごしました。
中央の黒ごまは、麺棒の端でつける一般的なやり方で。
ちょっとしたコツを知ると、気持ち良いくらいきれいに付くので、みなさんにも喜んでいただけました。
試作段階では、“ピスタチオあん”とチョコチップを組み合わせも。
これもとっても美味しかったので、新たなアイデアの種となりそうです。
撮影コーナーの様子
今月のレッスンでは、撮影コーナーも設置しました。
(時間のある時・被写体のパンが揃っている時のみ、スタイリングしています)
上下の写真、あんこの入り具合の違いに気づきましたか?
別の日のパンなのですがあんこの断面が違います。
下↓のほうは、パンの成形後、型にいれてから、上から手で押してしまったせいかなと思います。上↑のほうがきれいですよね。平らにしたあとはもう「いじらない」のが鉄則です。
ランチテーブルもにぎやかに♪
レッスン後のお楽しみ、ランチタイム。
今月は、テーブルにならんだパンたちがとにかく華やかだったので、撮影タイムがなかなか終わらない(笑)
私も毎回撮っていたので、写真の整理が追いつかないほどでした。
スマホに一眼に・・・みなさん熱心に撮影されていましたね。
定員オーバーの日はさらににぎやか。
あんぱんの黒ごまが妙に目立ちますね。
スープも片隅にあります。
写真を見返すだけでも楽しいです♪
今月のスープは「トマトポタージュ」
今月のスープは、旬の生トマトとトマト缶を合わせて作った「トマトポタージュ」。
仕上のクルトンもみなさんに喜んでいただけました。
初日は、こちらの投稿にもある、3種の野菜パンのカラフルクルトン。
途中のクラスで使い切りそうになってしまったので、追加で3種をプラス!
最終的には6種のクルトンになりました。
紫いも・かぼちゃ・じゃがいも(最初の3種)
全粒粉・トマト・青汁(追加の3種)
どれがどれか、見分けがつく方いたらすごい!(笑)
余談ですが、この様子が綺麗~!ととても喜んでいただいたみなさま。
後ろから隠し撮りしてしまった私です。
今月もありがとうございました
どちらのパンも、酒種酵母ならではの味わいや、ちょっとしたアレンジのヒントなどがあって、「やっぱりパン作りって奥が深いなあ」と、私自身もしみじみ感じたひと月でした。
生徒さんとのやり取りから得られる気づきやひらめきがとても貴重で、毎回わくわくしています。
久しぶりにお越しくださった方や、振替で別クラスに参加された方もいらっしゃいましたが、いつも教室の空気が和やかで、生徒さん同士が気持ちよく交流してくださることに、心から感謝しています。
来月は、「ピタパン」とそのアレンジパンをご紹介予定。
次回も、心がふっと和らぐような、そんなパン教室になるよう、引き続き工夫を重ねていきますね。
また教室でお会いできるのを楽しみにしています♪