秋を楽しむハロウィンブレッド。酒種酵母・ハッカ酵母のかぼちゃパン4種
10月が近くなると、かぼちゃパンを焼きたくなります。
今年焼いたかぼちゃパン、
ハロウィン直前になりましたがご紹介します。
酒種酵母「かぼちゃプチカンパーニュ」
酒種酵母のカンパーニュ生地に、かぼちゃのマッシュを加えて、ミニサイズに焼き上げました。
直径10cmの発酵かごを使い、手のひらにちょこんとおさまるサイズ感です。
手にのせてみましたの図。おひとりさま用ですね。
小さい生地だけに、たこ糸での仕上げは時間のかかる緻密な作業ですが、
できあがったときの可愛さに、思わず顔がほころびます。
撮影のときだけ飾ったシナモンスティック。
パンにもほんのりシナモンの香りが残りました。
リベイクしてパリッとしたクラストを楽しむのもおすすめです。
前に頂いた「クルミっこキャラメルソース」を塗ってはさんだら、
ほろ苦ミルキーなキャラメル味が、やさしいかぼちゃの風味とよく合いました♪
酒種酵母「かぼちゃカンパーニュ」
「プチカンパ」と同じ日に焼いた、通常サイズのカンパーニュです。
いつものカンパーニュに、かぼちゃのマッシュを加えたので、
カンパーニュと同じ工程・温度で焼いくと──あっという間に色づいてしまいます。かぼちゃの糖分、あなどれません。
写真を撮る気にもなれなかったので(笑)、こちらはリベンジで焼いたときのものです。
温度を少し下げて、途中でアルミホイルをかぶせたところ、焦げずにちょうど良い焼き色になりました。
クラスト(耳)はやわらかく、クラム(内側)は柔らかふんわり。
砂糖を加えなくてもほんのり甘く、ぼちゃの香りが広がります。
ハード系のバリバリ感が苦手な人にもおすすめなカンパーニュです。
ハッカ酵母「かぼちゃあん食パン」
つづいては、6個取りキューブ型で焼いたミニ食パン。
購入したての頃は頻繁に使っていましたが、
最近では本当に必要な時だけ登場しています。
実は、焼いたのは9月。
ハッカ酵母の元種が使い切り間際だったのでそれを使い切りました。
なんとなく「夏が終わったなぁ」と感じた一日でした。(気温はもちろん高く残暑でしたけれどね)
あんこを合わせてほっこりとした秋の味わいにしてみました。
かぼちゃの香りと、あんこの甘さが寄り添います。
これは焼きあがった後に食べ方を考えていました。
やわらかめの餡だったので、空洞ができるのを見越してクリームを準備。
外側から注入せず、カットしてから空洞に詰めてみました。
あんこと乳製品の組み合わせは、本当に相性抜群ですよね♪
思い描いたとおりにパンが仕上がったときの満足感は、ひとしおです。
「かぼちゃ食パン」
成形が簡単な食パンも、実は何度か焼いていました。
かぼちゃあん食パンの写真にも写っている2山の食パンや──
(断面写真)
こちらはホームベーカリーに途中までお任せして、
型を入れ替えてそのままHBで焼き上げたタイプ。
(12cmのキューブ型大活躍です)
(断面写真)
4種類のかぼちゃパンを焼いて、秋の香りをたっぷり楽しみました。
小さなプチカンパの素朴な味わいも、やさしい甘さのあん食パンも、
どれも秋らしい香りに包まれて、焼き上がるたびに季節を感じました。
この季節ならではの素材を生かしたパン作り、
まだまだ試したアイデアがいくつかあるので次の記事で紹介します。




































