酒種酵母のリッチ生地で楽しむ3種のパン「プチパン」「食パン」「ロールパン」
今月のレッスンでお伝えしている「モンキーブレッド」と「お花パン」に使用しているリッチ生地。酒種酵母で仕込んだ、卵と砂糖入りのふんわり甘めのこの生地が、気に入りすぎて。
レッスン後にも、自宅用にいろいろなパンを焼きました。
そのパンたちを紹介します。
シンプルな配合の生地とはまた違った味わいと、酒種との相性、そして成形のしやすさもあいまって、焼きながら改めて「酒種酵母パンは美味しいな」と感じた日々でした。
リッチプチパンとお花パンでのんびりティータイム
ころんと丸いフォルムが可愛らしい「リッチプチパン」
まずはプチパン
いつものシンプル生地とはまたちがった色合い。
リッチな生地でつくるとさらに大きく膨らみ、焼き色も(照り卵のおかげもあって)ツヤピカでかわいい。クープの開き加減ももう私好みの“もりもり”っと勢いのよい完璧な開き方です。
お花パンと同じ生地なので同時に焼いて、ぴかぴかかわいい4姉妹になりました。
ちなみに、プチパンと同じ分量でお花パンも作ったのでレッスンより小さいペットカップ使用。10g以下の生地を丸めるのも、今はモンキーの勢いで難なくできます。(時間が経つと面倒になるんですよね、これってふしぎ)
チャイと一緒に癒やしのひととき。
この日は少し肌寒かったので、スパイスのきいたチャイティを淹れて、焼き立てのお花パンをおやつにしました。ちょっとしたおうちカフェ気分です。
ふかふかの生地に、ほんのり甘くミルキーなチーズフィリングが合わさって、幸せな時間でした。
チャイティ用のスパイスミックスは、前日のレッスンで生徒さんからいただいたもの。
Fさんからスパイスセットのおすそわけを頂きました。ありがとうございます♡
「リッチ食パン」は、あっという間の完食
つづいて、同じ生地で気分を変えて「食パン」に。
モンキーブレッドがレッスンメニューなので小さい成形ばかり続いていたので、食パン型に入れて焼くのは新鮮!
プチパンとの比較がこちら。サイズは0.6斤なので小ぶりです。
この食パン、朝の1食で家族に食べ切られてしまいました。
食べやすいとか食べ慣れているとかもあると思うのですが、手をかけたアレンジパンよりも手間のかかっていない食パンの方が食いつきが良いというのもビミョウです。
ちょっと複雑な気もしますが、「それだけ食べやすくて、日常に馴染んでるってことかな」ということにしておきます。
こちら↓は、少し前にレッスン試作でたくさん生地をこねたときの食パン。
配合は同じでも、卵の色が違うだけでこんなにも黄みがかっています。
成形は4連の車詰めで、焼成前にバタートッピングをしました。型は1.3斤食パン波型。
こちらは食べ応えあり(笑)
「ウィンナロール」で男子ウケを狙う
そして、第三弾は「ウィンナロール」
今回は少し“男子ウケ”を狙って(笑)食べごたえがありそうなものをセレクト。
ウィンナのパンは昨年秋にバターロールで作って以来かな。
ふわっと甘めの今回のリッチ生地と、ジューシーなウィンナの組み合わせは、間違いなしの美味しさです。ウケる自信かなりあり。
リッチ生地のほんのり甘い味と、酒種酵母の香ばしさ、そしてシャウエッセンのバランスがばっちりでした。
シャウエッセンは1袋6本入りなので、パンも6個に分割。40gに満たないだいぶ少ない生地量です。
ウィンナも細長かったり、太く短かったり、色々な形が…😂
そのうちずんぐりな1個はオーブンの中で勢いよく飛び出してきてしまい、慌てて扉を開けてトングで押し込むというアクシデントもありました(笑)
焼き上がりは、トングのことはどこへやら、どれもおいしそうにぷっくり焼けています。
酒種のパンはどれもふっくら、大きくふくらみますね!
昼食に焼き立てのふわふわジューシーなパン、2個ぺろりと食べてしまいました。
家族の感想は、もちろん高評価です👍
まとめ:ひとつの生地で、無限のパン物語。
ひとつの生地で、プチパン・食パン・ウィンナロール。三者三様のパン時間。
このリッチ生地は成形しやすいうえ、食パンにしても釜伸びし、いろいろ使えてとっても便利です。
バターロールのようにバターたっぷりではなく、むしろ他のパンより控えめ。でカロリー気にせず食べられますし、甘いパンにも惣菜系にも応用できて万能です。
最近は、インスタにたよりきりで、なかなかブログをまめに書けていませんが💦
また美味しいパンを紹介したくなったら、ここにまとめて書き残していきたいと思います。
フォトギャラリー
このブログの写真一覧(横スクロール)