「生食パン」いろいろな酵母で違いを楽しんでみました

自家製酵母,酒種酵母,ホシノ酵母

生クリーム入りの「生食パン」
色々な酵母で焼いた記録です。

 

ホエー酵母の「生食パン」

この春から使い始めているホエー酵母。
長所がとても多く、

・発酵力が強い
・水切りヨーグルトの残りを活用できる
・固形分がないので濾さずに使える
・乳白色なので着色が気にならない

など
すっかりお気に入りです。

生食パンにはこの酵母エキスの白さを利用して、
元種づくりから全粒粉を使わず、すべて白い食材のみで焼いてみました。

ホエー酵母生食パン 20230619-DSCT1017 (2)

 

断面は真っ白。

ホエー酵母生食パン 20230619-DSCT1059 (2)

 

ホエイ効果なのか定かでないですが、
生クリームの香りがとても強いように感じます。

ホエー酵母生食パン 20230619-DSCT1078 (2)

 

 

 

酒種酵母の「生食パン」

つづいて酒種。
焼き色をちょっとおさえたら
やわらかしっとりな焼き上がりになりました。

酒種酵母生食パン 20230618-DSCT0853 (2)

内層荒く見えますが、実はこれミニ食パン。

7.5cmキューブで焼いています。
約1/4斤の大きさです。

酒種酵母生食パン 20230618-DSCT0820 (2)

 

ホシノルヴァンの「生食パン」

ひと月以上前のことになりますが、
ホシノでも焼いています。

生食パン 20230512-IMG_0090 (2)

焼き立てはとても美人さん。

生食パン 20230511-DSCT8447 (3)

少し時間が経ったのがこちら↓
天使のささやきがして、クラックが入りました。

生食パン 20230511-DSCT8542 (3)

酵母は、ホシノはホシノでも「ホシノルヴァン」
ホシノ生種から起こしたルヴァン(発酵種)です。

お助け用の生種なしでホシノルヴァンのみでこねています。
元気に窯伸びして、味もクセがなく、なかなか使える酵母です。

 

こちら↓は同じ配合で別の日に焼いたもの。

生食パン 20230514-IMG_0160 (2)

油脂なしハード生地の専売特許的な”クラック”ですが、
生クリームやバターのたっぷり入った生地でもクラックは入るんですよね。

 

生地量の関係から、このときは
一斤+ミニ食一つになりました。

生食パン 20230514-page (2)

親子パン結構好き♡

生食パン 20230514-IMG_0134 (2)

 

 

レモン酵母の「生食パン」

自家製フルーツ酵母で生食パン。

酵母の種類はレモン酵母です。
(春特レッスンの残りがまだ…の、5月に焼きました)

生食パン 20230528-DSCT9178 (4)

焼き立て2斤分。
(正確には1.3斤x2本)

型の大きさは同じなのですが、
材質が違うと熱伝導も違いますね。

生食パン 20230528-DSCT9151 (3)

模様も実は良く見ると違うのです。

生食パン 20230528-DSCT9158 (3)

 

 

すもも酵母の「生食パン」

旬のフルーツがあれこれ出回って
直売所へ行くと目移りするワタクシです。

そんな中でも特に元気な酵母、すもも酵母(プラム酵母)で
やはり、最初に焼いたのは「生食パン」。

プラム酵母生食パン 20230701-IMG_1619 (3)

 

プラム(すもも)から起こした様子。

プラム酵母 20230704-page (2)

 

生クリームを配合したパンは、
しっとりふんわりミルキー。

元種を仕込む際、全粒粉控えめの「白酵母」にしたので
色みも生食パンらしくなりました。

手で裂くと、ぴらぴらと生地が剥がれていくのが楽しい。

プラム酵母生食パン 20230702-DSCT2114 (2)

その後スライスすることを考えると
あまりやらないけれど、これ、見るのは好きです(笑)

プラム酵母生食パン 20230702-DSCT2142 (3)

ふかふか感、伝わるでしょうか。

プラム酵母生食パン 20230702-DSCT2097 (2)

 

 

 

たくさんの酵母で比較してみました。

生食パンだけに、どれもふんわり美味しい食パンでした。

 

 

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