「生食パン」いろいろな酵母で違いを楽しんでみました
生クリーム入りの「生食パン」
色々な酵母で焼いた記録です。
ホエー酵母の「生食パン」
この春から使い始めているホエー酵母。
長所がとても多く、
・発酵力が強い
・水切りヨーグルトの残りを活用できる
・固形分がないので濾さずに使える
・乳白色なので着色が気にならない
など
すっかりお気に入りです。
生食パンにはこの酵母エキスの白さを利用して、
元種づくりから全粒粉を使わず、すべて白い食材のみで焼いてみました。
断面は真っ白。
ホエイ効果なのか定かでないですが、
生クリームの香りがとても強いように感じます。
酒種酵母の「生食パン」
つづいて酒種。
焼き色をちょっとおさえたら
やわらかしっとりな焼き上がりになりました。
内層荒く見えますが、実はこれミニ食パン。
7.5cmキューブで焼いています。
約1/4斤の大きさです。
ホシノルヴァンの「生食パン」
ひと月以上前のことになりますが、
ホシノでも焼いています。
焼き立てはとても美人さん。
少し時間が経ったのがこちら↓
天使のささやきがして、クラックが入りました。
酵母は、ホシノはホシノでも「ホシノルヴァン」
ホシノ生種から起こしたルヴァン(発酵種)です。
お助け用の生種なしでホシノルヴァンのみでこねています。
元気に窯伸びして、味もクセがなく、なかなか使える酵母です。
こちら↓は同じ配合で別の日に焼いたもの。
油脂なしハード生地の専売特許的な”クラック”ですが、
生クリームやバターのたっぷり入った生地でもクラックは入るんですよね。
生地量の関係から、このときは
一斤+ミニ食一つになりました。
親子パン結構好き♡
レモン酵母の「生食パン」
自家製フルーツ酵母で生食パン。
酵母の種類はレモン酵母です。
(春特レッスンの残りがまだ…の、5月に焼きました)
焼き立て2斤分。
(正確には1.3斤x2本)
型の大きさは同じなのですが、
材質が違うと熱伝導も違いますね。
模様も実は良く見ると違うのです。
すもも酵母の「生食パン」
旬のフルーツがあれこれ出回って
直売所へ行くと目移りするワタクシです。
そんな中でも特に元気な酵母、すもも酵母(プラム酵母)で
やはり、最初に焼いたのは「生食パン」。
プラム(すもも)から起こした様子。
生クリームを配合したパンは、
しっとりふんわりミルキー。
元種を仕込む際、全粒粉控えめの「白酵母」にしたので
色みも生食パンらしくなりました。
手で裂くと、ぴらぴらと生地が剥がれていくのが楽しい。
その後スライスすることを考えると
あまりやらないけれど、これ、見るのは好きです(笑)
ふかふか感、伝わるでしょうか。
たくさんの酵母で比較してみました。
生食パンだけに、どれもふんわり美味しい食パンでした。