同じ生地でもこんなに違う「イングリッシュマフィン」と「山食パン」(ホエー酵母)
4月酒種酵母レッスンの「イングリッシュマフィン」。
アレンジ進化系で「にゃんこイングリッシュマフィン」。
その後はホエー酵母でもイングリッシュマフィンを焼いて、
さらに進化系にしてみました。
真っ白イングリッシュマフィン
色といい、形といい
ハローキティにしかみえませんね(笑)
このにゃんこマフィンは
時間が経ってもシワが寄らないぎりぎりの線で焼いています。
(弱めに焼くのでシワが出やすいのです)
今回は、コーンミールの代わりに上新粉をまぶしました。
白く焼き上がるのはきれいですが、ザラつきが少し口当たりに影響。
コーンミールとはまた違った感触なので、米粉のほうがおすすめです。
(おまけフォト)
2色食パン
つづいてこちらは山食パン。
イングリッシュマフィンと同じ生地で焼いています。
びっくりするほど焼き色がちがいますよね。
ホエー酵母元種で発酵を確実にして、
ホエー酵母液種で深みを出して
ホエーを加水の一部に配合しました。
ホエーをこれだけ使えば、焼き色がしっかりつくのも納得です。
スキムミルクとおなじで、ミルク成分は焼き色にも大きく影響しますよね。
発酵後(左)と焼成後(右)。
準強力粉100%のパン生地なので釜伸びはこれくらい。味わいのよい粉を使いました。
見た感じきれいに2山が対称なのですが、スライスしてみると――
こちらと、
こちら。
なんと、ひと山ごとに中身が異なるのです。
ひと粒で二度美味しい、いえ、1つのパンで二度楽しめる仕上がりにしてみました。
(奥から視線が)
◇◇◇
同じ生地からここまで違う2種のパン。
成形と焼き方を変えるだけで、同じ配合でもまったく違うパンになるのがパン作りの面白さです。
こうした工夫をレッスンでも取り入れながら一緒に楽しんでいきたいと思います♪





































