完熟梅酵母で「ミルクティの星パン」と「角食パン」「シナモンミニ食パン」を焼きました
今年も旬の酵母を起こしています。
梅酵母
こちらは「梅酵母」
実家に植えてある梅の木から収穫してきた梅が
今年は色もまばらで手に届く範囲は少ない量でしたが
持ち帰ってきました。
かつてたくさん収穫してきた年は、
梅干し・梅シロップ・梅酵母・梅シロップ酵母など
「梅しごと」をしていましたが今年はこの酵母だけが梅仕事です。
前に、青梅と完熟梅で酵母づくりの比較をしたことがあって
結果、予想どおり完熟梅酵母が強く良い香りにできあがりました。
今年はこんなふうに不ぞろいの梅なので、
追熟させて完熟梅にしてから使うことにしました。
3日ほどで、とても勢いのある酵母になりました。
通常フタはガスをぬいて落ち着いてから全開にするのですが
あきらめて酵母液ごとあふれさせました。(待っていられず)
同時進行で作っていた酵母たちも
左から、グリーンレーズン・ハッカ・梅です。
この元気な梅酵母からできたパンたち紹介します。
「ミルクティの星パン」
まだなんとなく空を見上げてしまう今日この頃。
星模様のパンを作りたくなる心境です。
先日ミルにかけたばかりの紅茶パウダーもあるので、またまた紅茶生地をこねました。
中にはホワイトチョコを包んでミルクティ味に。
焼きあがってみたら、こころなしか肉球に見えなくもない?
ということでアシスタントもちらり登場。
肉球みせてくれることなくすぐに去っていきましたけど。
この日同時進行で焼いていたパンたち。
「紅茶食パン」
同じ生地で角食も。
角食はフタをして焼くのでしっとりときめ細かいパンになります。
先月の「生食パン」レッスンからひきつづき焼くようになり、しっとり感を再認識し、最近は頻繁に登場しています。
食パンは冷凍もしやすく食べ方の応用範囲が広いので重宝しますしね。
「シナモンミニ食パン」
こちらはシンプル白いパン生地で、
シナモンシュガーをぐるぐる巻きこんで食パン型に入れました。
型は7.5cmキューブ。
黄金シリコンがつるっつるで、手からもするりと落としそうでヒヤッとします(笑)
ついついやりたくなってしまう、ぐるぐる多めの渦巻き。
どれだけ長~く延ばしているの?と生徒さんから言われることもあります。
でも、レッスンでやられた方はなるほど、と。
あとは丁寧に作業すればきれいなうずまきを見ることができます。
またレッスンで紹介したいですね。
構想だけはいくらでも出てくるのですが。
「シンプル食パン」
順番は最後になりましたが、
今年梅酵母で焼いた最初のパン。
基本の3つ山食パンです。
今回元種は白酵母にして、白いパンに焼き上げました。
いつ焼いても何度焼いても落ち着くパンです。
梅の香りもほんのりとしています。
季節の酵母もやはり良いですね。
酒種酵母に慣れてしまうと、工程が多い自家製酵母ですが季節ごとの楽しみを感じることができるのでやっぱり楽しいです。
夏の酵母・ミントもあるのでまた紹介しますね。
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