1月6日公現祭に食される「ブリオッシュ・デ・ロワ」
この時期になると思いを巡らし焼きたくなるパン(発酵菓子)
ガレットデロワの一種「ブリオッシュデロワ」。
これはその名のとおり、ブリオッシュ生地のパンというか発酵菓子。やはりこれも1月6日の公現祭で
特に、フランス南部地域で食されています。
パンデロワという呼び方もします。
王冠の形を模して、リング状に焼いた豪華なパン。さくっと歯切れが良く、軽い口当たりなので、この時期でなくても美味しくいただけるパンなのです。
ガレットデロワと同じですから、中にフェーヴを仕込んでいます。
レッスンに備えて、11月末頃に、フェーヴを求めに行った富澤商店には、まだ入荷していないので昨年の残りなら・・・と、出していただきました。それがなんとフランスパンのシリーズ! ラッキーでした。
レッスンでは、だれに当たるかな~とちょっとした盛り上がりになりました。
こういうふうに皆で楽しめるのはいいですね!
ちなみに、私がカットした時点で包丁に当たってしまったことが多々あり(汗)、改めて中に仕込んで、皆に選んでいただいたりもしました。
いざやってみると当たらないようカットするのはムズカシイですー。
全員のパンが焼きあがるとこんな感じ↓ちょっと華やかに。
トッピングにはドライフルーツを飾りますが、新年のパンなので、クリスマスカラーにならないよう、赤は避けてみました。 オレンジとアンゼリカをトッピングしています。爽やかな雰囲気になりました。
王冠も飾りました!(が、目立ちません~w)
お持ち帰りは、おうちでも楽しんでいただけたらと王冠ひとつづつお渡ししました。
もう1/6の公現祭は過ぎましたが、まだまだお店にはガレットデロワも売られている1月。トッピングを好きなものに代えて楽しむのも良いかもしれません。
今回の生地には自家製オレンジピールが入っています。いわゆるオレンジブリオッシュ。これは生地だけでトッピングなしでも十分おいしいので、究極・別の型で焼いても十分楽しめます。
あの型にいれようか・こんな成形にしようかと妄想が膨らみます。
2017.1過去ブログからの再稿加筆記事です