酒種酵母の 「イングリッシュマフィン」レッスン後のバリエーション
4月レッスンの
酒種酵母「イングリッシュマフィン」
その後のアレンジをまとめています。
レッスンのときにも、
応用方法をいろいろお伝えしたり、
アイデアを皆で共有したりするので
(素敵なひらめきをくださる生徒さんにも感謝!)
1つのレシピからいくつものバリエーションが生まれています。
お持ち帰り生地が、どんなふうに焼き上がるのかも楽しみにしているワタクシです。
「いちごあんパン」
レッスンではシンプルに何も入れずに焼いたミニマフィン。
あんことクリチを挟んで食しました。
アレンジ編は、
あらかじめ成形であんこを包んでしまいましょうー!ということで
作ったのがこちらです。
いわゆる「いちごあんパン」ですね。
アレンジ的に言うと「いちごあんミニマフィン」
お持ち帰り生地で何人かの生徒さんも、
ご自宅にあるあんこで作っていらっしゃいました。
このあんこ、いちごの酸味がほどよく、とても気に入りました。
ふと立ち寄ったカルディで求めたものです。
やさしいあんこが、酒種のふんわりパン生地によく合います。
(ホエー酵母でも同じ成形にしたのはこちらに→☆)
表面にまぶしているのはコーンミールでなく米粉。
和素材との相性がグンとよくなります。
「レーズン入り厚焼きイングリッシュマフィン」
つづいては、
生地にレーズンを加えたイングリッシュマフィン。
生徒さんから、ドライフルーツ入りのマフィンリクエストがあったので、
調子良くお引き受け(笑)
わが家専用のため、レーズンだけにしましたが(ドライフルーツの種類であれこれ言うヒトがいるもので)、クランベリー・りんご・オレンジピールなどミックスするとよりフルーティーになるかなーと思います。
いつもの平らなイングリッシュマフィンではなく
厚焼きにしています。
小さめ&厚めのセルクル型で焼きました。
通常の薄い型のときよりも
パンのしっとり感がでる気がします。
有塩バターをぬってシアワセなひとときです♡
「にゃんこイングリッシュマフィン」
つづいての応用編は、味ではなくカタチで。
にゃんこ好きさんの目がキラーンと光るカタチ(笑)←ワタシのこと
「にゃんこパンケーキ型」を使用しました。
セリアのパンケーキ型は、
ホシノ酵母のパンケーキの回で、たくさん買い求めていたもの。
シリコン製でやわやわなので
焼き上がりはどうしても膨らんで形が崩れがち。
しかも酒種の生地はオーブンで気持ちよく大きくなるので、
どうしても勢いよく型まで押し広げてしまいます。
(バレなさそうな角度から撮影しました、汗)
でも
スライスしたらそれなりになったので結果、まぁ良しとしましょう。
ホエー酵母の「イングリッシュマフィン」
一旦は納得したものの、
ホエー酵母でも作りたかったのと、
もう少しきれいなカタチにできればと、さらに焼いてみました。
生地は、酒種配合からの変換ではなく
自家製酵母イングリッシュマフィンのレッスンで作ったときの配合です。
発酵を終えた生地から
通常の型(Φ9x3cm)と同じ重さで分割したものをにゃんこ型にも使っています。
で、どうでしょうか。
前回は、上面がほぼ楕円になるほど広がったのですが、
今度はちゃんとミミが残っています!
リベンジ成功ですね。
すこし早めにホイロを切り上げて
膨らみすぎをおさえました。
酒種ほどは勢いよく膨らんでいかないので、ちょうど良かったようです。
アレンジについてのアドバイス
そんなことで、アレンジをいくつかご紹介しました。
大きさを変えたり、副材料を加えたりして
ご家族好みにいろいろ作っていただければ嬉しいです。
酒種酵母のクラスでは、月1回、1つのパンをテーマにしていますが、
レッスン内にもアレンジパンをレッスンしています。
さらにこんなふうに、いくつものパンに視野が広がるよう、
アレンジのヒントも思いつくままお話しています。
1つの生地から、目先をかえていけたら飽きずに楽しめますよね。
もちろん、同じ生地で同じものを毎回作るのも、
進歩がないと思われがちですが、これもとても大切。
毎回同じに生地をこねて発酵させたつもりでも、成形時には毎回違うでしょうし、そこでなぜ違うのかな?と考えることも大切。
成形も繰り返すことで嫌でも上手になりますし、いつのまにかしっかり身につくんですよね。
同じものをくり返し作るのは、実は上達の近道です。
生徒さんが仰っていましたが、
酒種酵母のレシピはまだ巷にも少ないので
ネットで探したレシピもなかなか応用できない、と。
そうですよね、
酵母の作り方がちがうと全く違いますしね。
私も「こう変換すれば良いのよ」なんて無責任なことは言えません。自分のレシピではないですから。
新しいものにチャレンジしたい気持ちもよーくわかります。
昨年春からはじまった酒種レッスンで、通算で15回です。まだまだ数は少ないですが、今あるものの中からあれこれ「深掘り」して楽しんでいただければ嬉しいです。
サンドイッチを楽しむ
イングリッシュマフィンを食べる際に
写真を撮ってあったので、食し方のご参考までに。
「セロリの葉・鶏ハム・手作りマヨネーズ」
「菜花のソテー・巣ごもり卵」
「レタス・チキンフィレ」
「セロリ・ロースハム・ピクルス」
おまけ(笑)
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