酒種酵母で焼く「ローズマリーポテトフォカッチャ」

酒種酵母

ブログで以前書いた[ローズマリーチンキの記事へのアクセスが、このところ増えていて
「あ、今年も庭のローズマリーが元気に育ってるなぁ」とふと思い出しました。

それがきっかけで、ローズマリーを使ったパンを久しぶりに焼いてみることに。

そういえば以前は「ローズマリー酵母」を起こしてパンを焼いたこともあったなと思い出しながら、今回は手軽に慣れ親しんだ酒種酵母で焼くことにしました。

 

「ローズマリーフォカッチャ」

ローズマリー入りの生地にするならほかに何かひとひねり、じゃがいもを加えたパン生地にすることにしました。じゃがいもとローズマリーはよく合いますからね!
チーズをトッピングして焼き上げたフォカッチャ。ふわっと香るローズマリーの香りとチーズの塩気がよく合います。

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生地に加えたじゃがいもは、マッシュポテトです。
「ゆでてつぶして…」などという手間はかけずに使える便利ものです。水分調整にも気を使わなくて良いのもポイント。そして実はこれがふわふわ食感の秘密。酒種酵母と相まって、驚くほどしっとりやわらかな口当たりに仕上がります。

14cmスクエア型で焼いて、仕上がりは少人数家庭にはちょうどよいサイズ感。小さなフォカッチャの中に、香りと風味がぎゅっと詰まっています。

 

プロセスフォト

焼き上がりまでのプロセスです。
中に入れるローズマリーはもちろん生でも良いのですが、昨年ドライにしておいたのがまだまだ残っているので、それを使いました。

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発酵後の生地に指で穴をあける瞬間がこのパン作りのメインイベント(笑)
その穴にチェダーチーズをぐっと入れ込みました。さらにシュレッドチーズをトッピング。3月レッスンのチーズローフと同じ材料ですネ!

焼き上がりのアクセントにローズマリー。
置いただけで見栄えがします。

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断面カット

カットすると、中は気泡たっぷり。

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酒種酵母ならではのもっちり感に、じゃがいも効果のふんわりした口当たりです。ひと口食べるたびにローズマリーの香りがふわっと漂います。

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庭のローズマリー

こちらが、庭のローズマリー。
毎年元気でいてくれて、こうしてパンやチンキに活用できるのが嬉しい存在です。根元はもう「草」ではなく「木」になっています。

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同じ生地で焼いたふんわり食パン

今回のじゃがいも入りのふかふか生地、ローズマリーを入れる前に取り分けて食パンも焼いてみました。
(写真奥)
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実はこの生地、だいぶだらっとして手に張り付いてくるような感触。
ゆるい生地なので、発酵中・焼成中に山の形がなくなるかと思ったら、いやむしろ他のパンよりもひと山ひと山がはっきり出ました。

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フォカッチャと同様にしっとりとやわらかく、トーストしてもサンドイッチにしてもやさしい味わい。フォカッチャとはまた違った楽しみ方ができます。

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身近なハーブをきっかけにしたパン作り。
こうして手を動かしていると、ローズマリー酵母が瓶の中でぷくぷく発酵していた様子や、トマトパンなどを焼いた時のことまで、ふと蘇ってきます。

酵母も香りも、季節の記憶とともにあるのだなあと改めて感じました。

ローズマリー好きさんは、ぜひパン作りの参考にしてみてくださいね。

 

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