酒種酵母のリッチ生地で広がる、パンの楽しみ。レーズンブレッドからアレンジまで
この春からの酒種酵母基礎コースは、「レーズンブレッド」から始まりました。
そのアレンジとして「レーズンロール」もレッスンに取り入れ、一つの生地から広がるパンの可能性をご紹介しました。
レッスンでアレンジを紹介していると、またさらにこのリッチ生地で焼きたいパンが出てきてしまうのはいつものことで。
そんな、そんなレッスン後の、同じ生地から派生して焼いたパンたちを、写真とともにお届けします。
酒種酵母「リッチ食パン」
シンプルに具が入らないバージョン。
リッチな配合ゆえホテル食パンのような味わいで、パン自体の味をしっかりと感じられます。
そこに酒種の香ばしさと、ドリュールが焼けた香ばしさが加わってまさにリッチな味です。
3山1斤の山食パンです。
基本の車詰め。
ホイロで十分に時間をかけてしっかり膨らませてオーブンへ。
釜伸びもちょうど良いです。
断面は大きな気泡もなく揃っていて、これはスプレッドが塗りやすそう♪
すべてスライスして、3枚残したら冷凍行きです。
(先に食べてほしいパンがあったのでこちらは冷凍で)
酒種酵母「抹茶甘納豆」「オレンジチョコ」
つづいて具入りバージョン。
レーズンの代わりに入れたのは
「抹茶ダイスチョコ+甘納豆」
「ダイスチョコ+オレンジピール」です。
抹茶チョコ・ミルクチョコは
1cmほどのダイス形でチョコチップよりも大きいものをごろりと入れています。
綺麗に散らなくて断面の見た目はアレですが、小さなチョコチップより存在感があって味も濃いところがgoodでした。
オレンジピールは今回、清見オレンジでの作りたてを使いました。
いつもの夏みかんで作るのとは違い苦味が少ないです。
先日購入した清見オレンジがとても肉厚の皮で、それをみてうずうずと(笑)作りたくなってしまった次第です。
プロセスフォト
レーズンブレッドでは生地がこねあがったらすぐに具を入れますが、こちらは成形のタイミングで具材を入れています。
パウンド型「オレンジチョコ」
材料は同じでも型が変わると趣も変わります。
オレンジxチョコをパウンド型で焼きました。
中央クープが盛り上がって、まさにパウンドケーキのような見た目になります。
カットするとチョコとオレンジがあふれ出します。
今回使ったのは、大粒チョコではなくクーベルチュールチョコ。
ちょうど、チョコチップと大粒チョコの中間くらいの大きさ。粒が小さくなるにつれ、全体にたくさん散ってくれるので、どの断面にも同じようにチョコが入ります。
リッチ生地のパンはそのままでも美味しいですが具を入れるのに適しています。
甘い系に特に合うようにできているので(レーズンパン用ですからね)チョコ系ドライフルーツ系など入れてみてください♪
(おまけ)庭に咲いているハナミズキを剪定がてら飾りました。
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