米粉湯種アレンジ第二弾「ひまわり」「黒ごま」「くるみ」「レーズン」
7月のレッスンでご紹介した「酒種酵母の米粉湯種食パン」。
その生地をアレンジ第二弾です。
(第一弾はこちら)
今回は食パン特集。4種類のパンを焼きました。
「ひまわり」「黒ごま」「くるみ」「レーズン」
ホームベーカリーを使ったり、手成形したりとアレンジ方法はそれぞれ。
順番にご紹介します。
ひまわりブレッド
まずは私の大好きなサンフラワーシードをたっぷり使った「ひまわりブレッド」。
生地にローストした種を混ぜ込み、仕上げには生の種をぴったりと貼り付けました。
基本的にシード類はローストしてから入れますが、
トップに貼るものは焼成中に焦げやすいのであえて生のままです。
米粉湯種生地はしっとり手にまとわりつく生地感なので、焼き上がりまでしっかり密着。
スライスしてもほとんど落ちてこない仕上がりでした。
スタイリング時にパラッと落ちた種も可愛かったけれど、今回はほとんど落ちず、貴重な2粒だけ(笑)。
↓プロセス写真。
ホームベーカリーでコネ→具混ぜ→発酵。
成形はワンローフで簡単に。少し生地を湿らせ、台に散らしたシードを貼りつけて型に入れています。
ひまわりの種のくせのないナッツ感と、トップの種の香ばしさがなんとも美味しい食パンになりました。
くるみ食パン
ホームベーカリーで焼いた「くるみ食パン」。
くるみは25%、ミックスコールで投入しています。
久しぶりのくるみパンが妙においしくて、あらためてこの組み合わせの良さを実感しました。
米粉湯種のしっとり生地と、くるみのコリコリ感がとてもよく合います。
ホームベーカリーはパナソニック1斤用。ホシノ酵母コース(約7時間)を使っています。
黒ごま食パン
こちらもHBおまかせ焼きで、黒ごまを5%配合。
ごまの香ばしさと、米粉湯種生地の甘みが引き立て合って、シンプルながら味わい深いパンになりました。
黒ごまの香ばしさが引き立つパンです。
こちらの機械は、エムケー。
やはり、ホシノ酵母星コースを使ってミックスコールの合図で黒ごまを入れています。
レーズンブレッド
さらに、レーズンブレッドも焼いています。
レーズンをたっぷり30%も入れていますが、
やわらかな米粉湯種生地でもどっしり重くならず、
レーズンも均一に散って焼き上がりました。
そして再度レーズンブレッド。
こちらは生地に卵を入た配合にして焼きました。
リッチな味わいとしっとり食感がよく合います。
加水の多い湯種生地に入れたレーズンは水分を吸い、みずみずしく仕上がりました。
4種類の食パン。
どれも米粉湯種の入った独特なパンになりました。
同じ生地でも、具材や焼き方を少し変えるだけで、表情も味わいもがらっと変わるのが面白いところです。
ホームベーカリーを使えば手成形なしで気軽に焼けるのも嬉しいポイント。
レッスンが終わったあとも、つい何度も焼いてしまいました。
おまけ
具の入っていないプレーンの米粉湯種食パン。
レシピそのまま、ホシノコースでお任せ焼きです。