ホームベーカリーのパンつづき「びわ酵母のチョコパン」「ホエー酵母のパンオレ」etc.
ホームベーカリーで自家製酵母のパン。
一度作ると、なんとなく続けて焼いてしまう傾向があります。
このエントリーからのつづきです。
枇杷酵母
今年は、枇杷酵母を起こしました。
何かと実家へ行く機会が多く、
母が持って帰るようにと繰り返し言ってくるので
食べる用半分、酵母用半分でもらってきました。
子供の頃からあった枇杷の木。
昔からよく、木からもいで(笑)食べていました。
2階の屋根に上がると美味しい実に手が届いたで、そこで食べて種をポイッとしていましたねー。懐かしいです。
枇杷といえば、
「枇杷の葉茶(びわ茶)」も実家でもらってきた葉で作りました。
数年前、TVで話題が上ったことがあったようで、
別サイトのレシピページは、アクセスを伸ばしていました。
6月になると今も閲覧数が増えています。
(びわの葉が手に入る方はぜひ作ってみてください。煎じてグラスに注ぐと枇杷の実の色をしたきれいなお茶ができますよ。)
話がそれました。
こちら↓枇杷の実で起こしはじめた状態です。
小ぶりな実を洗って切らずにそのまま、
砂糖も加えて、450mLのビンに詰めました。
シュワシュワを待ちます。
5日ほどかかり、発泡ピーク。でき上がりです。
このあと、開けた途端に枇杷が弾けて枇杷の皮に亀裂が入りました。
香りはまぁ、、ふつうかな(笑)
もともと強く特徴のある果物というわけでもないので
果実そのままの酵母です。
元種になるとだんだん発酵臭が強くなってしまい、
シンプルなパンは諦めて、個性のある素材を使ったパンを作ることにしました。
枇杷酵母の「チョコパン」
ヴァローナのココアと
アンティークの”世にもおいしいチョコチップ”
の組み合わせで、味には妥協せず。
酵母の香りは良くも悪くも消えました。
発酵段階でしっかりと働いてくれたので上出来です。
ホームベーカリーおまかせとはいえ、
チョコチップは手で混ぜ込んでいます。
特にこのチョコ、製菓用としてもおやつ用としても売られているものなのでとっても溶けやすいのです。
ミックスコールで乱暴に入れたら、練り込まれて跡形もなくなるのは目に見えていました。
ミックスコール後のタイミングで生地を取り出し、手でざっくりチョコを混ぜ入れて、パンケースに戻しています。
残り数回、ガス抜きがあり、そこで生地の気泡を整える工程をふまないといけないので、羽根もちゃんとつけたままにしておきます。
焼き上がり後、チョコがベタベタ手につくので
パンにとっては禁断の、冷蔵庫保管にしてみました。
もちろんパンのふわふわ感はなくなりますが、
問題なくそのまま美味しくいただけました。
ある意味、パウンドケーキ感覚です。
ホエー酵母
つづいてはホエー酵母。
水切りヨーグルトの副産物ホエーだけで偶然できた酵母です。
前出なので、写真のみで失礼。
なかなか良い働きをしてくれる酵母です。
ホエー酵母の「パンオレ」
新しい酵母を起こしたとき、
何のパンにしようかなと考えるのも楽しみのひとつ。
ホエーなので、乳製品は何でも合いそう。
今回は、とりあえず簡単で、とりあえず間違いなさそうな牛乳をチョイスしました。
パンの内層(クラム)
少し茶色みがかかっているのは、元種に入っている全粒粉のせいです。
パン生地の材料は、至ってシンプル。
強力粉に牛乳に砂糖・塩・バター。白い素材ばかりです。
何にでも合わせられるので、重宝するパン。
あっという間になくなりました。
白ホエー酵母の「ホワイトブレッド」
パンオレが全粒粉色だったので、
白い粉だけで起こしたホエー酵母で
パンを焼いてみることにしました。
シンプルな「ホワイトブレッド」
酵母はこちら。
白さが伝わるかビミョウですが真っ白です。
比較すれば一目瞭然。
左は普段使っている全粒粉の入った元種です。
今回は、乳製品なしの「ホワイトブレッド」
酵母のホエーが乳製品のため、乳製品なしのパンにはならないですが、
あっさりとした味で、美味しく焼き上がっています。
白酵母で「生食パン」など焼いてもよさそうですね。
使用したホームベーカリー
今回使ったホームベーカリーはエムケー。
写真左:1斤用(HB-100)
写真右:1.5斤用(HBK-152W)
パンのサイズが同じなのは、1.5斤用のホームベーカリーに1斤用(HB-100)のパンケースそのままはめ込んで、同じパンケースで焼いたからです。1.5斤はちょっと多いな、というときに重宝しています。
現行機種ではないので、大事に使っていますよ。(これでも。笑)