余り種でオイルケーキ「レモンパウンド」「ラムレーズンパウンド」
4月のお茶会でお出ししたパウンドケーキ。
自家製酵母の余り種を入れたタイプのパウンドケーキづくり熱が
その後もまだ続いていまして…
今度はミニパウンドではなく通常サイズのパウンドケーキを焼きました。
「レモンとポピーシードのパウンドケーキ」
基本の生地にレモンピールとブルーポピーシードを入れた定番パウンド。
この組み合わせは、パンでも時々作ります。
レモンピールは自家製。
少し手間はかかりますが市販品より断然美味しくて爽やかさが違います。
(過去にオレンジピール同様にレシピUPしています)
この冬もたくさん作って冷凍していたので心置きなくたーっぷり使いました。
ポピーシードのプチプチ食感とレモンピールが相まって
まとまりのある味に仕上がりました。
メモ代わりの工程写真。
バターではなくオイルマフィンなので生地はさらさら。
バターを柔らかくする手間がいらないので、ついついオイル使いに走りがち。
でもこれがなかなか便利ですし味も良いのです。
膨らみもうすこしほしかったかな。
開封していたBPを使ったせいだと思われます。
余り種はカモミール酵母で
今回の余り種は、カモミール酵母の余り種を入れました。
カモミールは爽やかでありつつも主張しすぎない香り。
林檎の香りと似ていると言われますが爽やかさとフレッシュさが似ていると思います。この酵母なら香りが残っても大丈夫と思い使いました。
(ローズマリー酵母もありましたがそれはなかなか難しそうでしたから)
実はフレッシュカモミールで起こしたのははじめて。
前に作ったときはハーブティ用のオーガニックドライカモミールでした。
今回いつもいく直売所で朝摘みのカモミールを発見し即購入♪
やはり新鮮さが違いますね。早く起きるしとても強い酵母です。
残ったカモミールは1回分のハーブティになり、ゆったり淹れてリラックスしました。
可愛らしいカモミールのお花。
一輪一輪摘まれたと思うとありがたい気持ちになります。
「ラムレーズンパウンドケーキ」
さて、ケーキに戻りまして。
今度はラムレーズンを入れたパウンドケーキです。
こちらもカモミール酵母の余り種を入れたオイルケーキ。
昨年のシュトレン用でくたくたに浸してあったラムレーズンを入れました。
前回のレモンケーキよりはしっかりと膨らみました。
BP開封したてだとこんなにも違うんですよね。
ベーキングパウダーは私のように大量には使わない場合は断然小分け入りがおすすめ。
大きな缶はもうここ何年も買っていないです。
スーパーにおいてある↓10gずつの個包装を使っています。
以前、お菓子レッスンで来てくださった生徒さんが自身のお菓子が「ふくらまない」と嘆いていて、この個包装をお渡ししたらその後すぐに「うまくいきました!」との嬉しいお声が聞けました。
ドライイーストなどもそうですが、膨張剤ってやはり日が経つと効果がうすれやすいですね。
また話がそれました。
ラムケーキは、下戸の家族も食べられるように、生地にラム酒は入れず、仕上げのラムシロップもたたかずです。
私もお酒は飲みませんが、ラム酒の香りは大大大好きです。
なので、レーズンからほどよく感じるラムの香りで満足なパウンドケーキになりました。