ブルーベリー酵母の「高加水フォカッチャ」|甘酸っぱさとミルキーなコクでデザート仕立て
最初にお知らせから。
10~12月期の「酒種酵母レギュラーコース」お申込みがスタートしました。
今回は、お待ちかねのシュトレンもメニューに加わっているので、ぜひこの機会にどうぞ♪
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季節の酵母で焼くパンは、その時期だけの楽しみ。
先日のブルーベリーカンパーニュにつづいて、
今回もブルーベリー入りのパンを焼きました。
ブルーベリー酵母 × 高加水生地
今回焼いたのは ブルーベリー酵母の「高加水フォカッチャ」 です。
ぽこぽことした大きな気泡が特徴の高加水生地。
甘酸っぱさとコクを合わせて、デザートフォカッチャ(スイーツフォカッチャ)に仕上げました。
酵母は、液種と元種の両方を使っています。
まだたっぷり酵母があるので、ブルーベリーそのものの香りと、発酵力を確実にして、焼き上がりを安定させたかったのです。
じっくり生地を作って仕上げにブルーベリーとクリームチーズ
作業工程はこちら↓
タッパごねの後、パンチでじわじわつなげていく、やや手間のかかる工程ではあります。つききりですが徐々に生地の様子が変わっていくのが楽しい時間です。
(過去の自家製酵母レッスン2021年7月の「高加水フォカッチャ」レシピをベースにしています)
ホイロ後の生地にブルーベリーとクリームチーズをトッピング。
さらに、グラニュー糖を惜しみなくふりかけてからオーブンへ入ります。
焼き上がると、ぽこぽことふくらんだ気泡がキャラメル化して、表面がキラキラと輝きます✨
見た目にも華やかで、宝石のようなフォカッチャになりました。
甘酸っぱさとコクのマリアージュ
焼きたてをひと口食べると、ブルーベリーの甘酸っぱさがふわっと広がり、そこにクリームチーズのミルキーなコクが重なります。
高加水ならではの ふんわり&ジューシーな口どけ が相まって、いつものフォカッチャとはまた違ったデザート感覚に。
仕上げのグラニュー糖が、シャリシャリしたところと、キャラメル化したところとで、2種類の表情を見せています。
甘みと香ばしさが加わって、後を引く味わいです。
デザートにも、おもてなしにも
今回のフォカッチャは、デザートとしても、おもてなしの一皿としても楽しんでいただけそうです。
ブルーベリー酵母の個性を活かした、ちょっと特別感のあるフォカッチャになりました😋
『甘酸っぱいxミルキーxキャラメル』
この3つが合わさって、見た目にも味わいにも華やかな一品になりました。
酵母の特徴を生かすと、その酵母に合わせたアレンジを楽しめます。
ブルーベリーに限らず、季節の果物や素材ごとに違った表情を見せてくれるのも魅力。
「次はどんなパンにしようかな」と、作るたびにわくわくが広がります。