さつまいもを焼き芋にして、食パン2種「うずまき食パン」「紫いも食パン」
数年前からよく作るようになった「焼き芋」
今年はとうとう箱買いを覚えてしまい、
川越芋の産地でもあるご近所で数箱、出かけた先の茨城でも箱買い。
8割方焼き芋へと消えてゆきました。
そんな焼き芋の行き先となっているのがパン。
焼き芋を練りこんだパンも焼いています。
「焼き芋折り込みうずまき食パン」
焼き芋と少量の砂糖で練ったあんを折り込んで食パン型で焼き上げました。
生地は酒種酵母。焼き芋の香ばしさと酒種効果もあり、しっとりと甘い「あん食パン」になりました。
断面からはフィリングのお芋の層が。
フィリングは、焼き芋をそのままつぶすだけでは伸びがよくないので、砂糖を加えて柔らかく練っています。パン生地に塗りやすく伸びやすくなります。
プロセスはこんな感じです。
折り込みをしてから渦巻にしました。
1斤で仕込んだのですが、フィリング量が多かったため、1.3斤容量の型に入れてあります。
さつまいもは、
実家の母が大の大の大好物で、あったらあっただけ食べてしまう勢い(笑)
こうしてパンにしたり、ペーストをサンドイッチにしたりして持っていっています。
焼き芋も持っていきますが、先日は2本持っていったら気づかぬうちに平らげてしまい、次からは「すこしずつ食べること」と付箋をつけてきましたが、読んでいるのかどうか(笑)
ホームベーカリーの焼き芋コース
さてその焼き芋ですが、
私の持っているホームベーカリーには、ほっくり焼き芋とねっとり焼き芋の2種類の「焼き芋コース」ついていて、ずっと愛用してきました。
そのときの様子はこちらの動画に。
でも今年あまりに使いすぎて、どうやらパンケースが痛んでしまった様子。
軸が固まって回らなくなってしまったのです。
パンをこねる際モーターがうぃ~んと悲鳴を上げていました。
とりあえず、軸受けを外して処置をしたのがこちら。
以前から軸受けの調整はしていたのですが、今回は熱湯につけて柔らかくしたらまた回るようになりました(自己責任です)
※その後もやはり固まるので、さらに解体して清掃しましたが、次に不都合がおこったらあとは軸受けを交換する予定です。
ちなみにホームベーカリーですが、先日また買い足しました。
これと同じエムケー1.5斤です。
物価高騰のタイミングなので、以前より価格が上がるのは当然と思い今の機械が壊れる前に買い求めました。するとなんと、パンケースの材質が変わり、以前よりも頑丈になったように感じます(軸受けは同じ)。コーティングも良くなって、まさかの嬉しい出来事でした。
焼き芋
ホームベーカリーに負担がかかるから、というのもそうですが、一度にたくさん焼き芋を焼きたいので、最近はオーブンで焼くことにしています。
それこそ、銘柄違いでいろいろやいてみたりするのも楽しいですし、
最近では同じ銘柄を、産地ちがい・生産者違いで焼き比べてみるのも楽しいです。
「紅はるか」ならばどこでもおいてあいますし、安定したねっとり蜜焼き芋が楽しめるので、おいしさも保証付き。いろいろやってみています。
ちなみに、私の作り方を簡単に。
芋を洗ったあと、竹串で全体を挿して穴をあけ濡れたままホイルに包んでオーブンに入れます。温度は170℃。細ければ70分、太いものなら90分くらい。途中で天板の向きを変えて裏返します。押してみてその柔らかさで火の通りをみています。焼きあがったらオーブンを切りそのまま庫内で冷まします。
ここで焼き芋繋がりの余談。
最近知った、焼き芋用ホイル。
スーパーで焼き芋の売られているすぐ隣に置いてあり、即買いしました。
これで包んで焼くと、火通りが良いというので早速やってみます。
もちろん、通常のホイルとの焼き比べをしました。
同じ時間で焼いたものを比べると、火通りが全然違う。
黒ホイルのほうは「ねっとり」が1.5倍くらいになりました。
焼き時間短縮できるのは確かのようです。
「紫いも食パン」
焼き芋の話でかなり脱線しました(笑)
紫いもも銘柄違いで焼き芋比較をしてみましたが、
甘みが薄く、焼き芋としてはどうかな?といった具合。
調べるとどうも焼き芋には向かないようですね。
持て余してしまったので、早々にパンに配合して焼きました。
もちろん、「ホームベーカリーx酒種」の組み合わせ。
・・・最近こればかり。
焼き加減ばっちり。
色もサーモンピンクできれい
そして味も、フレークを使ったときいよりも芋風味が良くて、
かぼちゃやジャガイモを配合したときのようなあの柔らかさも出ました。
次からは、生の紫芋で作りたいと思えたほど。
フレークとちがい、生ものを使うと水分調整を毎回しなくてはいけないというハードルこそありますが、旬のものが出回っている時期はどんどん使っていきたいですね。