梅酵母のパン3種「クランベリーミニ食パン」「全粒粉食パン」「ベーコンロール」
今年の梅酵母は改めて勉強になることもあり、
毎年同じように仕込んでもいつも同じようになるとは限らない、と
改めて思った次第です。
梅酵母は、元種にすると香りはほぼ残らず、
とても強くてオールマイティな酵母で、頼もしい存在です。
そんな梅酵母で焼いたパンをまとめて紹介します。
梅酵母の「クランベリーミニ食パン」
チョコチップとクランベリーを巻き込んで、
ちいさなひと山のミニ食パンです。
中には、クランベリーとチョコチップが入っています。
パンが小さいと、具が大きくみえてなんだか得した気分です♪
プロセスフォト。
6連ミニキューブ型は、やっぱりかわいい♡
成形時に具入れしたのは、生地に色移りしなくていいのと、
あとから気が変わっても(笑)柔軟に対応できるのも利点です。
実際このとき、ミニ食パンだけを焼いたのではなく、
プレーン生地で半斤サイズの食パンも焼いたのでした。
食べ飽きない堅実なパンです。
この日に焼いたパン勢ぞろい。
集合写真は、ブログではあまり載せていませんが、
インスタのストーリーではよく登場します。
「今日のパン活」ハッシュタグつけて投稿することが多いです。
普段はもっとスタンプペタペタ貼っていますけれどね(苦笑)
梅酵母の「全粒粉食パン」
たっぷり食パン焼き貯め。
成形パンや具の入ったパンを焼いていると、うっかり食パンを切らせてしまうことがあり、
たくさん焼いておきました。
やはり、いちばん消費が多いのはプレーンな食パン。
全粒粉は少しくらいなら入っていても大丈夫。
雑穀感が強くなると、どうしても減るスピードがゆっくりになるので、白に近いパンが家族は好きなようです。
男子はどうしてもそうですよね。
梅酵母「ベーコンロール」
リッチ生地を仕込んで惣菜系ロールパンにしてみました。
夏は塩気のあるパンが特においしく感じます。
中にはベーコンがぐるぐると入っています。
チーズトッピングでがっつり系の惣菜パンです。
成形は、簡単ロール成形。
生地を丸く延ばして放射状にカットするだけ。
ベーコンと一緒に好みでマスタードも巻いて、チーズトッピングは焼成前にしています。
チーズのおかげで、表面パリっと釜伸びも良く、サクサクの仕上がりです。
クロワッサンのような食感でした。
見た目もちょっとクロワッサンに見えますよね。
この日も同じ生地で、食パンも焼いています。
リッチ生地ゆえ焼き色もしっかり!
普段から、1つの生地でこうやって複数のパンを焼くことが多く、
開催している教室でも、
「ひとつのパンをテーマに、それを元にしたアレンジを」
できるよう提案しています。
生地は基本にそって丁寧に準備してほしいですが、
その時に食べたいものを、自分で考えて、自由に作るようになれたら嬉しいですよね。
今年も、梅酵母とじっくり向き合う時間がありました。
自然のリズムに合わせたパン作りは、やっぱり楽しいものですね。
季節ごとの酵母に寄り添いながら、自分なりのパン作りを重ねていけたらと思っています。
また来年も、違う顔の梅酵母と出会えるのが楽しみです♪