彼岸花と夏から秋への花たち|9月の写真さんぽアルバム 2025#05
9月の景色をお届けします。
道ばたを鮮やかに染める真っ赤な彼岸花。
群れ咲く花々の迫力に、思わずシャッターを切りました。赤の帯が目に飛び込んでくると、ようやく秋が近づいてきたのを感じます。
そんな彼岸花を主役に、夏の名残をとどめる百日紅、長野で出会ったコスモスと林檎、そして香りに誘われて気づいたキンモクセイまで、カメラに収めました。季節の移ろいを五感で味わう散歩は、心をほぐしてくれる時間です。
つい昨日の一枚もありますが、少し前の写真と合わせてご紹介します。夏から秋へとバトンを渡すような花々の姿を、写真とともにどうぞお楽しみください。
夏の名残
百日紅とノウゼンカズラ
お彼岸は長野へ
コスモスは花盛り。
農園の林檎は花のようにカワイイ赤でした。
(余談)りんごはすぐに酵母に仕込みました。
彼岸花
近所の公園、買い物帰りにちょっと覗いたら咲き始めていて、
荷物を家に置いてすぐにカメラを持って戻りました。
ちょろちょろと咲き始めたころから、
咲き揃うまで。
寄れるようにレンズも付け替えて出直しました。
白の彼岸花が毎年きれいな場所です。
お気に入りの1枚。
赤白競演もまたよし。
置物とも共演。
朝の木漏れ日がきれいな光を注いでくれました。
彼岸花2
つづいて、実家近くの公園に咲く彼岸花。
実はここで咲いているのを、今年初めて知りました。
ちょうど雨上がりで、花には小さな雫がたくさん。
雫・雫・雫……気づけば、雫ばかりを追いかけていました。
カメラには付け替えたばかりのマクロレンズ。
鮮やかな秋の景色を切り取ることができました。
キンモクセイ
そして秋の知らせも。
この日は雨予報だったので、実家からまっすぐ帰ろうと車に乗り込むと、かすかな甘い香りが漂っています。
ちょうど雨も上がり、カメラをバッグから取り出して花のありかを探しました。
実家の生垣はぐるりとキンモクセイで、満開の時期にはむせるような香りに包まれます。
9月の散歩で出会った花たちは、それぞれの場所で秋の気配を教えてくれました。
その彩りや香りを思うと、またカメラを持って歩きたくなります。