ローズマリー酵母で楽しむ「トマトベーコンエピ」と「トマト食パン」
酒種酵母がすっかり日常に定着して、
自家製酵母はというと、季節の気になる素材で気ままに起こして楽しんでいます。
そんな、酵母とともにあるパン作りの暮らしが、現在の私の定番スタイルです。
ローズマリーから酵母を起こす
庭からローズマリーを摘み取って、酵母を起こしました。
ほんの3枝だけ。
埃を洗い流し、枝は入れずに(液が茶色くなるので)ビンにつめています。
瓶の中でぶくぶく、しゅわしゅわ……いい香りが立ちのぼります。
できあがった酵母は、元種をおこして「トマトベーコンエピ」と「ホームベーカリーおまかせのトマト食パン」へと活用。
ハーブの香りとトマトの旨みが加わった、自家製酵母パンに仕上がりました。
成形が楽しい「ベーコンエピ」
ローズマリー酵母の「ベーコンエピ」、焼き上がりました。
トマトを練り込んだほんのり色づいた生地に、ベーコン・チーズ・大葉をくるくると巻き込んで。(チーズありなし、大葉ありなし、粒マスタードありなし、など変化をつけてあります)
焼成前にハサミを入れて、麦の穂のかたちにしていく作業は、このパンでいちばん好きな瞬間です。
焼きたてはもちろん、冷めても旨みがぎゅっと。
大葉の香りがふわっと抜けて、あとからトマトとローズマリーがじんわり広がります。
そしてベーコンは、やっぱり主役。これがないとやっぱり「エピ」にならない気がするんですよね。
酒種酵母とローズマリー酵母の違い
今月のパン教室では、酒種酵母で軽やかなエピを焼いています。
ローズマリー酵母のこちらは、ハーブ・トマト・チーズ・ベーコンの賑やかな味わいが楽しめるタイプ。
どちらもそれぞれの美味しさがあります。
気分に合わせて、または冷蔵庫の酵母の保管状況で(笑)焼きたいパンです。
ローズマリー酵母で焼く「トマト食パン」
つづいて、ふっくらやわらかな生地配合でホームベーカリーに託して、トマト食パンも。
しっとり、ふっくら。釜伸びしっかりで、キノコ型です。
ローズマリーの風味がほんのりと香る、ちょっと特別な食パンです。
ローズマリー酵母とトマトのパンは、その香りと彩りから夏を感じさせてくれます。
季節の酵母、のんびりゆったり楽しみたいですね!
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