【レシピ】捨て種・余り種(自家製酵母元種・サワードゥ)を使って、パ~ンと膨らむ「ポップオーバー」
【旧ブログからのお引越し記事です】
この記事は、過去によく読まれていた記事を、
読者の皆様にお届けするため、リライトして再公開しています。
投稿日: 2020年8月30日
ポップオーバーの思い出と
「ポップオーバー」といえば、
5年前にブームが来て・そして去っていった
あの、サクッと軽やかな卵パンです。
シュー生地のようにむくっと膨らむのが特徴で、
卵の力をしっかり借りて焼き上げるタイプのパン(軽食)です。
僭越ながら、当時私もレシピ本を出版しまして、
数えきれないほど(軽く数百回は…!)ポップオーバーを焼いてきました。
ここにきて、
サワードゥの捨て種を利用するレシピは無いかな?と
と考えていたところ、ふと気づいたのがこのポップオーバー。
灯台下暗し。ぴったりの使い道がありました。
サワードゥの捨て種も、自家製酵母の元種も
私の作り方は、「粉:水=1:1」のごく一般的なタイプなので、
このレシピはどちらの捨て種でも作れます。
いろいろなパターンを、失敗もしながら
今回は10回ほど作り、ほぼレシピになったので
捨て種レシピとして公開します。
日にちの経ってしまった元種を持て余している方に
参考にしていただけたらと思います。
参考ページ・関連リンク
ちなみに、種を使わないふつうのポップオーバーレシピは
こちらのブログ記事で書いています↓
ポップオーバーのアレンジやメニューなどを
紹介している著書のページはこちら↓
ポップオーバーのつくり方
今回は、6個取マフィン型で4個作りました。
500mLの計量カップには、
プラム酵母の元種が入っています。
その他材料は、卵・こめ油・塩・強力粉・豆乳
型には軽く油を塗っておきます
卵・こめ油・塩を容器(計量カップ)加えてバーミックスでガー。
なければ、ボウルにホイッパーを使えば大丈夫です。
残りの強力粉(中力・薄力でもOK)と、
温めた豆乳(牛乳でもOK)もさらに加えてバーミックスでガー。
面倒なときは、すべての材料一度に加えてもOK、生地の出来上がりです。
オーブンを予熱します。
予熱が入るまで、生地は休ませておき、
予熱完了と同時に、型に流しいれます。
オプションで、チーズを入れてもOKです。
(おすすめです)
焼き上がりです。
IKEAの12個取マフィン型で作ると
上にぱ~んと膨らんで形よく仕上がります。
レシピ:ポップオーバー
材料
6個取マフィン型・IKEA 12個取マフィン型で4個分
・自家製酵母元種、サワードゥ捨て種(粉:水=1:1のもの)・・・40g
・卵・・・1個(50~55g)冷えたまま使わない
・こめ油(菜種油等もOK)・・・10g
・塩・・・1つまみ
・豆乳(牛乳・水でもOK)・・・50g 冷えたまま使わない
・強力粉(中力・薄力粉でもOK)・・・20g
・角切りチーズ(オプション)・・・適宜
手順
- 500mLくらいの計量カップに、種、卵、こめ油、塩、強力粉、豆乳すべてを入れて均一になるまでバーミックスで撹拌する
- オーブンを230℃で予熱をはじめる
- 予熱が入るまで生地を休ませる。型の内側に軽く油を塗っておく
- 予熱完了と同時に、型に生地を流しいれる。オプションで、チーズを入れる
- 210℃15分、180℃に下げて15分、さらに庫内で10分。この間オーブンの扉は絶対に開けない(開けるとしぼみます!)
アレンジの楽しみ方
ポップオーバーの食べ方ヒントや、アレンジなどは
これまでに書いた記事からピックアップしましたので
参考にしてみてください。↓
ポップオーバーは、材料も手順も気負わず作れるのに、
焼き上がりのワクワク感は格別。
捨て種がちょっと余ってしまったときにも、
ふだんのおやつにもちょうどよい存在です。
久しぶりに焼きながら、当時のレッスンや本づくりのことを思い出して、少し懐かしい気持ちになりました。
どなたかのキッチンでも、またこの軽やかなふくらみが楽しんでいただけたら嬉しいです。
どうぞ、気軽にお試しくださいね。






































