6年ぶりに「サワードウ」を再開しました。10日間の種起こしとカンパーニュ
最近、ブログでじわじわとアクセスが増えている「サワードウ」。
検索から訪れてくださる方も多いようで、その熱に背中を押されるように、私も久しぶりに種を起こしました。
実におよそ6年ぶりの再開です。
サワードウができるまで(10日間の成長の様子)
サワードウ作りは、粉と水だけから発酵種ができあがっていく、とても神秘的な作業です。
今回は、小麦全粒粉やライ麦、銘柄違いの粉などを同時進行で、結果的に5種類ほど仕込んでみました。
種が完成するまでの10日間、毎日様子をうかがいながら継いでいきました。
最初は静かだった瓶の中が、日が経つにつれて生き物のように動き出し、そうかと思えばふっと静かになり、また勢いづきます。
途中で静かになったまま力尽きてしまったものもあり、それは潔く手放しました。
そんな姿に翻弄されながらも、力強く育ってくれた優良種は、開封したてのライ麦で起こした種でした。
ふつふつと安定して泡立つ姿にたどり着いたとき、ほっとして静かにうれしさがこみ上げてきました。
王道のカンパーニュで種のお披露目
ようやく種が完成した記念に、まずは王道の「カンパーニュ」を焼きました。
サワードウといえばこの姿。
今回は麦の穂模様も入れて、クープも少しプリティにしてみましたよ。
クープが開いてくれると、やっぱり嬉しいものですね。
断面も、サワードウ特有のみずみずしい艶と、大小の気泡がバランスよく入ってくれました。
サワードウの「チョコカンパ」
無事に起きたサワードウは、その後も順調。
酵母が元気に育ってくれると、 ホッとするのと同時に「早く焼きたい!」という気持ちがムクムクと沸き上がってきます。
ちょうど時期は2月。季節に合わせて、チョコレートを組み合わせてみました。
チョコチップは数回あるパンチのタイミングで入れています。
今回は2番目くらいで生地に混ぜ込みました。特に意図はなくどこで入れても良いと思います。
チョコの香りと甘みの奥から感じる、サワードウならではのほのかな酸味。
焼き上がるにつれ、香りがキッチンいっぱいに広がり、幸せなひとときでした。
遊び心をのせたハートのクープ
そして、最後はハートのクープをあしらった「サワードウカンパーニュ」
生地を仕込んで発酵を終え、型に入れたあと冷蔵庫で仕上げ発酵へ。
レッスンが途中にあったので、結果的に1日半じっくり発酵時間をとることになりました。
冷え冷えの生地の上から、楊枝でそっとラインを下書きし、麦の穂を入れ、ハートの形をナイフで入れて仕上げました。
オーブンに張り付いて見守る間、ぷっくりとハートが持ち上がって可愛らしく焼き上がると、思わず笑顔になりますね。
カットすると、瑞々しい気泡がたっぷり。
(ちょっと大きすぎる気泡もありましたけど)
外側はバリッと中はしっとりモチモチの、サワードウならではの食感は、酒種の軽さともまた違った美味しさです。
**
久しぶりに始まったサワードウとの暮らし。
のんびりと、この酵母と向き合う日々を楽しもうと思います。
じっくり育てた種で焼くパンは、ひとつひとつ自分の手で積み上げてきた実感があります。
これからこの子(種)と、どんなパンを焼いていこうかワクワクしています。
まずは名前をつけなくては。
過去のサワードウチャレンジの記録
以下の記事は、6年前にサワードウに挑戦していた頃の記録です。
旧ブログに掲載していましたが、大切な試行錯誤の過程として、このブログにアーカイブとしてまとめました。
今回の再開とあわせて、そんな時間の積み重ねも楽しんでいただけたら嬉しいです。
これからも少しずつ、このブログ内にアーカイブとしてまとめていく予定です。
【導入編】
【検証編】
【リッチ編】
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