酒種酵母で楽しむ豆乳パン「ちぎりパン」と「豆乳ブレッド」
酒種酵母で焼いた「豆乳シリーズ」
今日は、同じ生地から作った2種類のパンをご紹介します。
豆乳ちぎりパンとスプレッド
焼き立てちぎりパンです♪
豆乳入りの小さなパン生地を細長いコッペ型に並べ入れ、低温で焼成。
ふんわり白く仕上げました。
某コンビニの“チョコクリームちぎりパン”を、すこしだけ意識して焼いています。
焼き上がりの違いも楽しく
仕上がりは2種類。
色づいている方は、通常の温度で、白い方は、米粉をふって低い温度で焼成。
同じ生地・同じ成形でも、仕上でまったく違った表情にになります。
パンづくりの楽しいところですね。
味や食感もそれぞれに個性があります。
茶色いほうは、クープを入れてバターをのせたので、バターのコクと香ばしさが特徴。
パカッと開いた姿も、なんともかわいい♡
白いほうは、ふんわりやわらかでソフトな味わい。優しい甘みが引き立ちます。
きな粉クリーム【レシピ】
せっかくの豆乳パンなので、大豆つながりで「きな粉クリーム」を作ってサンドしました。
簡単すぎなので、覚え書き程度に。
- 材料:きなこ・生クリーム・練乳(すべて同量)
- 作り方:すべてを混ぜ合わせるだけ。
使い切れない場合は冷蔵庫で保存しますが、きなこが水分を吸って固くなるのでできたてを食べるのがおすすめです。
豆乳ブレッドを焼き比べ
豆乳ちぎりパン同じ生地で、豆乳入りの食パンも焼きました。
新しい配合の酒種を3種類使って、焼き比べも実施中。
まだ実験段階なので、納得いく出来になればレッスンでも紹介したいと思っています。
夏の暑い時期に向いている酵母を考えているので、冬に入ってしまった今は検証を細々続けます。
気長に待っていただけたら嬉しいです。
パン生地に豆乳を配合すると、釜伸びがやや控えめで、焼き上がりも少し小ぶり。
でも「豆乳入り」というだけで、なんだかヘルシーな気がしますね。
釜伸びが少ないぶん軽さも控えめでしっとりした食感。
やさしい甘みがじんわり広がります。
こちらは別の日の試作の様子。
豆乳を加えた上、米粉も配合した生地です。
ホームベーカリーに半分おまかせで、酵母の違いを調べています。
酒種酵母の香りとともに、毎回の実験が楽しいこのごろです。
まとめ
ちぎりパンと食パン。
どちらも食べやすくて家族みんなに喜ばれるパンです。
豆乳を使うことで、パンの甘みやしっとり感がぐっと増し、
素朴でやさしい味わいが生まれました。
同じ生地から違うパンを。
違う酵母で同じパンを。
そんなふうに焼き比べをしていると、毎回いくつもの発見があります。
酒種酵母の奥深さに触れるたび、「次はこうしてみよう」と思える。
そんな試行錯誤の時間が、やっぱりいちばん好きですネ。
































