秋のさつまいもスイーツパン。懐かしの「焼き芋パン」

パン,ホシノ酵母

秋になると、さつまいもを使ったパンが作りたくなります。

今日は、ずいぶん昔の、でもとっても大切な思い出の味を振り返ってみようと思います。とても懐かしい、でも今見ても新鮮に思えるパンなんです。

今からもう10年以上も前になる2014年。当時のブログ記事を読み返してみると、忘れかけていたパンの魅力をあらためて感じました。

記事は旧ブログに残してあります。
2014年10月パン教室「焼き芋パン」
2014年10月パン教室「焼き芋パン」その2

 

焼き芋パン 20141014-IMG_0134-0

 

焼き芋パンのこと

 

このパンの主役は、何と言ってもさつまいものおいしさ。
茹でてなめらかにマッシュしたさつまいもに、はちみつを加えて作った特製のフィリングを、菓子パン生地の中にぎゅっと包みました。

20141015-IMG_9797

 

そして何よりの特徴は、そのリアルな見た目。
パンの表面に紅芋粉をまぶすことで、まるで本物の焼き芋のような色合いになるんです。しかも、成形方法にも工夫があって、焼き芋の形そっくりに仕上げていきます。

この遊び心と本格的なおいしさの組み合わせが、このパンの最大の魅力かもしれません。
レッスンで紹介したときは皆さんとても驚かれ、そして楽しそうでした。

20141005-IMG_9806

 

 

色と味のバリエーション

 

過去記事によると、焼き芋パンの試行錯誤は、表面にまぶすパウダーの工夫から始まりました。

表面の粉を、紫芋パウダーの代わりにシナモンパウダーにしたバージョン。
シナモンとさつまいもは相性抜群ですから、シナモンが加わることで、焼き芋の甘さがより引き立ち、秋の香りがふわっと広がる、大人向けのパンに仕上がります。

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でもやはり人気なのは「紫いも」バージョン。
紅芋パウダーが鮮やかな紫色で、焼き芋フィリングとのコントラストが美しく、見た目にも楽しいパンになります。

 

 

 

パン作りの思い出と再発見

 

このパンは、生地でさつまいもを包んだり、カットして二次発酵させたりと、工程もユニークでした。

教室でのパン作りは、ただレシピ通りに進めるだけでなく、生地の変化を観察したり、成形の工夫を楽しんだり、試作時のお話をしたり、アレンジを思いついたまま話したり、、、そんな広がりのある時間です。
当時のブログ記事を読んでいると、10年以上前の、生徒さんと過ごした楽しい時間が今でも鮮明に思い出せます。

焼き芋パン 20141013-collage

 

10月だったこのレッスンは、台風の予報がでた日もあり、開催の如何をどうするか、やきもきしていたことも書かれていて、ここは今でもお天気や災害、交通障害に常に左右されているなーと思いました。
コロナ禍を経験した今は、だいぶ耐性がついたようにも思いますね。

お話戻して・・・

今改めて見ても、焼き立てのパンの温かさや、さつまいものほっくり感が伝わってきて、思わずまた作りたくなります。

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懐かしいパンを今の目で

 

そして、10年以上経った今、このパンのレシピをもう一度見直すことで、新しい発見があるかもしれません。
「例えば、フィリングに少しだけバターを加えてみたり、生地に全粒粉を混ぜて香ばしさをプラスしてみたり。そんなことを考えるだけで、また作ってみたくなります。

酵母も当時はイーストやホシノでしたが、今は酒種酵母やその他の自家製酵母などでもアレンジのし甲斐があるので、仕上がりをイメージしながら比べてみるのも楽しそうです。

これからも、ときどき過去のパンを振り返りながら、パン作りの楽しさを皆さんと分かち合っていけたら嬉しいです。

焼き芋パン 20141011-DSCF0543-0

 

 

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