柿酵母で作る「かぼちゃレーズンバタートップ」と2018年の柿酵母野菜パン記録
秋の恵みが詰まった自家製酵母。
今年も、実家の庭で採れたあの果物が最高のパンを連れてきてくれました。
かぼちゃ月間の締めくくりは柿酵母で
柿酵母の「かぼちゃレーズンバタートップ」を焼きました。
この10月は、かぼちゃパンのインスタへの投稿がなんと8投稿にもなっていました。
本日10/31のラストは、レーズンと合わせた定番成形の「かぼちゃレーズンバタートップ」でしめくくりです。
プロセスはとっても簡単。丸めなおして少し楕円にしたら、パウンド型に4つならべるだけ。
シンプルながら、切り分ける手間もなく食卓に並ぶ姿が愛らしいパンです。
今年の「柿酵母」
今回使った酵母は、実家の庭で採ったその日のうちに皮だけ使って仕込んだ、旬の柿酵母です。
果物酵母は採れたてが成功の秘訣。先日の林檎酵母とおなじく、シューシュー元気いっぱいに育ってくれました。
柿酵母を使ったパン作りは、
さかのぼること7年前、2018年10月30日に記録がスタートしていました。
(旧ブログを検索してみつけました)
原点回帰:2018年からの「柿酵母」
さて、ここからは7年前に旧ブログで書いた、柿酵母との初めての出会いを振り返ります。
酵母液が100g弱しか採れなかった中で、
野菜パン3種を試作した当時の熱い記録をどうぞ。
今回の柿酵母は、実家に生っていた柿を。
ついでに右の酵母も同じく実家で育てているみかんの木からもらってきたのを早々に瓶に詰め込みました。
柿は中身は食べてしまい、皮のみです。
とっても元気に(蜜柑よりも早く)酵母になりました。
2個の柿の皮で小さな瓶に仕込んだので、酵母液を量るとほんの100g弱。
だいたい3回ほどパンが焼けるかなという量です。
「すりおろしにんじん入りのパン」2種
まず、すりおろし人参を入れた生地にあんこを包んで「ちぎりパン」に。
「チーズ入りのスリムにんじん食パン」
「かぼちゃパン」2種
つづいて、かぼちゃを練り込んだ生地でやはり「ちぎりパン」。
中にはキャラメルチョコを入れてみました。
ハロウィンも近いので、かぼちゃグッズはいまが一番、出してある時期です。
もうひとつ、「かぼちゃレーズンブレッド」
定番の味です。
1斤分で2種類作ったので、どれもとても小さく小さく焼いています。(食べきりサイズです)
「ほうれんそうパン」
最後は、ほうれん草入り生地。
にんじん→かぼちゃ、と来たので、せっかくならカロテンたっぷり野菜にしようと思い、考えていたトマトからほうれん草に路線変更。
「ほうれん草とドライトマトのフォカッチャ」
ざくざく切っただけのほうれん草がいい具合に生地に混ざりました。黒く見えるのはドライトマトです。酸味と塩味のアクセントになりました。
柿酵母三昧(まさに3つの味!)
元種で生地を作るので、ほぼ柿の香りはしないのですが
元気な酵母に育ったので、いろいろ楽しめました。
7年目の今日、不思議な偶然と再会
今回嬉しかったのは、過去のブログを紐解いた際、ほぼ同じ日付で「柿酵母のかぼちゃパン」の記事を書いていたことです。
パン作りの節目となるこの時期に、自然と体が覚えているように、同じ材料・同じテーマを選んでいた偶然がとても嬉しかったです。
秋の味覚をめいっぱい楽しんだ、10月のかぼちゃ月間。
次は冬至を言い訳にかぼちゃパンをまた焼きそうな予感ですが(笑)、7年経っても変わらない「柿酵母とかぼちゃ」の組み合わせを、これからも大切にしていきたいなと思いました。













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