切るたび楽しい3種のアニマルブレッド「ゼブラ・バンビ・レオパード」
今年の干支・午年にちなんだ「しまうまパン」と
動物仲間の「子鹿パン」そして懐かしの「ヒョウ柄パン」。
今年最初のパンの投稿は、動物パン3部作です。
アニマル柄を作りたくなったきっかけ
先月は、午年にちなんだゼブラブレッドのレッスンを開催していました。
「どこを切っても、ちゃんとしま模様が出るんですね」
そんな声と一緒に、カットするたびに小さな歓声が上がる時間は、私にとってもとても楽しいひとときでした。
その盛り上がりがきっかけになり、私自身の中でアニマル柄への創作意欲が再燃。 今回は、ゼブラに加えて新たに2つの柄も同時に作りたくなったのでした。
しまうまパン(ゼブラブレッド)
レッスンの主役だった、シマウマ柄のゼブラブレッド。 黒い部分には竹炭パウダーを使い、生地を層にして重ねることで、はっきりとしたコントラストを出しています。
ベースの生地は、教室でも定番の「ミルクブレッド」。 見た目のインパクトだけでなく、ふんわりとした口当たりと、やさしいミルクの甘みで、毎日でも食べたくなる味です。
鹿柄パン(バンビブレッド)
今回新しく仲間入りしたのが、子鹿のバンビ柄です。 基本の生地にコーヒーを練り込み、落ち着いた茶色を表現しました。
可愛らしさのポイントは、白いドット模様。 今回は少し大きめになりましたが、もう少し小さい柄にすると、さらに鹿らしさが出そう…と、次回への課題も見えてきました。
焼き上がったパンに鹿のフィギュアを添えてみると、まるで静かな森の中にいるような雰囲気に。 思わず写真に収めたくなる、そんなパンになりました。
ヒョウ柄パン(レオパードブレッド)
3種類の中で、いちばん工程が多く、そして達成感があるのがレオパードブレッドです。
過去のレッスンでも登場したので「懐かしい」と思ってくださる方もいるかもしれません。今回は竹炭とコーヒーを使い、ほんのりコーヒー風味に仕上げました。
3色の生地を組み立てていく作業は、まるでパズルのよう。過去のレッスンとNHKの取材を受けたこともあり、このパンはたくさん成形したので手が自然と動きます。
「ちゃんと柄になっているかな…」とドキドキしながらナイフを入れる瞬間は、何度経験しても特別感があります。
美味しさを支える、酒種酵母
これらのアニマルブレッドは、すべて酒種酵母で仕込んでいます。
前出の「ミルクブレッド」生地を基本にしているので、おいしさは保証付き。
竹炭は無味無臭ですし、コーヒー味は、この夏に好評だったカフェオレパンの生地と同じで、どちらも味には自信ありです。
酒種ならではの香ばしさと相まって、見た目だけではない、おいしいパンに焼きあがりました。
成形のプロセス(レオパードブレッド)
レオパード柄の組み立てプロセスを、写真でまとめました。
一見難しそうに見えますが、パーツが準備できればあとは順番に重ねていくだけ。
棒状にした生地を型のサイズにカットし、積んでいけばOKです。
いちばん大変だったのは、生地準備。
今回は違うパンを3種類作ったので、3種類のパンを同時に仕込みます。
3色の生地配分が合計でどうなるかを、 白生地をこねながらマトリックスにして計算しました。
しまうまパンは1:1で白黒に。 バンビ柄は手探りでの比率。レオパードはさすがに覚えていないので、過去のレシピを見返しました。
焼き上がって冷めるまではこのビジュアル。
でもカットすると見違えるようなキャッチーな姿です。
先月のレッスンでも味わった、切った瞬間に現れる、あのワクワクする断面を、少し感じていただければ嬉しいです。
こんな遊び心のあるパンも、またどこかのレッスンで登場させたいなと思う年初なのでした。




























